『漢俳』評 下定雅弘
漢俳五・七・五の中国国民詩 今田述 著出版社:東方書店出版年:2023年7月価格 1,980円 「漢俳」の生き証人が語る中日共有の詩情 今(いま)田(だ)述(のぶる)氏は一九二九年生まれ。「葛飾吟社」(後述)の代表… 続きを読む »
漢俳五・七・五の中国国民詩 今田述 著出版社:東方書店出版年:2023年7月価格 1,980円 「漢俳」の生き証人が語る中日共有の詩情 今(いま)田(だ)述(のぶる)氏は一九二九年生まれ。「葛飾吟社」(後述)の代表… 続きを読む »
私がクリスチャンになるまで清末中国の女性とその暮らし アデル・M・フィールド 著/蒲豊彦 訳出版社:東方書店出版年:2021年9月価格 2,970円 (一) 本書は、19世紀後半の中国で活躍したアメリカ人女性宣教師、アデ… 続きを読む »
――陳致『従礼儀化到世俗化─『詩経』的形成─』(訳名『『詩経』の形成――儀礼化から世俗化へ』)の翻訳で感じたこと 湯城 吉信 (編集部注:「中」の「■【訳出に伴う問題―特に漢字に関する問題】」に続く) 〔そのまま使っても… 続きを読む »
西澤 治彦 ■作文と推敲 どんなに文章が上手くて、書き慣れた人でも、いきなりいい文章が書けるわけではない。メモや日記など自分用に書く文章ならいいが、人に読んでもらう文章、あるいは活字にして公表するようなエ… 続きを読む »
『西廂記』の挿絵(中) 豪傑僧の「原形」は別の小説か!? 瀧本 弘之 まず初めに前回の記事で、約束した「西湖図」の紹介をしたいと思う。 これは内閣文庫収蔵の『熊⿓峰⻄廂記』の⽬次にあって、本⽂にない「杭城湖景図」(⻄湖… 続きを読む »
台湾原住民文学への扉「サヨンの鐘」から原住民作家の誕生へ 下村作次郎 著出版社:田畑書店出版年:2023年4月価格 9,900円 台湾原住民文学を知り、理解するための必携の書 台湾原住民文学は、一九八〇年代後半に台… 続きを読む »
――陳致『従礼儀化到世俗化─『詩経』的形成─』(訳名『『詩経』の形成――儀礼化から世俗化へ』)の翻訳で感じたこと 湯城 吉信 (編集部注:「上」の「■【本書の特殊事情に伴う問題―複数のテキストがある場合の問題】」、「①原… 続きを読む »
西澤 治彦 ■名付けの意味 「名は体を表わす」とはよく言ったもので、同じことは我々が書く文章にも言える。論文にしろ本にしろ、タイトルは文章を読む側にとっても、そして書く側にとっても大事なものだ。そもそも文… 続きを読む »
中国語とはどのような言語か 橋本陽介 著出版社:東方書店出版年:2022年9月価格 2,640円 目から鱗が何枚も落ちる語学研究書 中国語に関わってン十年の私、語学の研究書を読むときにはいつもやや斜に構えている。だ… 続きを読む »
陳致『従礼儀化到世俗化─『詩経』的形成─』(訳名『『詩経』の形成――儀礼化から世俗化へ』)の翻訳で感じたこと 湯城 吉信 ■はじめに 今回、湯浅邦弘先生をリーダーとして、古賀芳枝、草野友子、中村未来、湯城吉信が各章を訳… 続きを読む »