書評」カテゴリーアーカイブ

『日中交流』評 金子聖仁

日中交流人と人とが紡いできた半世紀 園田茂人 編出版社:東京大学出版会出版年:2025年6月価格 4,400円 まず、シンプルながらも洗練された鮮やかなミントグリーンの装丁が目を引く。そして、手に取ってそのカバーを外すと… 続きを読む »

『荒原にて』評 関根謙

荒原にて 索(ソ)南(ナム)才(ツェ)譲(ラン) 著/及川茜 訳出版社:リトルモア出版年:2025年11月価格 2,970円 存在の原点——青海高原に輝く生命の讃歌    願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ──索南… 続きを読む »

『婦を悼む』評 川島優子

婦を悼む明清哀傷文学の女性像 野村鮎子 著出版社:汲古書院出版年:2025年3月価格 7,150円 婦(つま)を悼(いた)むということ    『金瓶梅』第六十二回、病床に臥していた西門慶の第六夫人李瓶児が二十七歳でその生… 続きを読む »

『近代中国思想の執拗低音』評 宮原佳昭

近代中国思想の執拗低音歴史の考え方を振り返る/台湾漢学研究叢書 王汎森 著佐藤仁史 訳出版社:東方書店出版年:2025年4月価格 5,500円 本書は台湾の著名な中国近代思想史研究者である王汎森氏(中央研究院歴史語言研究… 続きを読む »

『革命と親密性』評 小浜正子

革命と親密性毛沢東時代の「日常政治」 鄭浩瀾 編著出版社:東方書店出版年:2024年12月価格 6,600円 現代の中国は、革命の時代から一世代以上が経過し、社会主義の日々は遠い記憶の彼方に過ぎ去ろうとしているようだ。「… 続きを読む »

『果てしない余生』評 窪添慶文

果てしない余生ある北魏宮女とその時代 羅新 著田中一輝 訳出版社:人文書院出版年:2024年12月価格 5,500円 本書の著者・羅新北京大学教授は、中国魏晋南北朝史を中心に、北・中央アジアも研究範囲とし、また墓誌の校注… 続きを読む »