あだなからみる明終末期の陝西流賊」カテゴリーアーカイブ

あだなからみる明終末期の陝西流賊(十七)

歴史上、伝承上の人名をつけたあだな・その2 佐藤 文俊 ■曹操(羅汝才)の性格  この時期を生きた河南帰徳府商丘県の人、鄭廉(1628-1711)が、自身の体験をもとに、明終末期の河南の動向を清初、『豫変紀略』として公刊… 続きを読む »

あだなからみる明終末期の陝西流賊(十六)

歴史上、伝承上の人名をつけたあだな・その1 佐藤 文俊 ■民衆はどのようにして、歴史・伝承上の人物を知るのか  文盲に近い民衆に関するこの問題については、『東方』479号(第三回「あだなの具体的な考察の前に」)等でも触れ… 続きを読む »

あだなからみる明終末期の陝西流賊(十五)

道教・仏教・民間信仰等の神に関する名を含んだあだな・下 佐藤 文俊 事例研究〈老神仙〉 ■イメージ  神仙とは神人と仙人を結合した語ともいわれる。通常、道家で不老不死の術を得、天上を飛ぶこともできる変化自在な者、超人的な… 続きを読む »

あだなからみる明終末期の陝西流賊(十四)

道教・仏教・民間信仰等の神に関する名を含んだあだな・上 佐藤 文俊  中国の神々は道教系、仏教系、民間信仰系に分類されるが長期の歴史経過の中で混然一体化して継承されてきた(1)。すでに本連載で述べてきたあだなの中にも例え… 続きを読む »