アジアを茶旅して 第35回
宝順洋行の買弁たち 宝順洋行(デント商会)に関しては「第23回 台湾烏龍茶を初めてアメリカに直輸出した李春生の謎」でジョン・ドッドが宝順から台湾へ派遣され、その破綻後独自の会社として宝順洋行(ドッド商会)を… 続きを読む »
宝順洋行の買弁たち 宝順洋行(デント商会)に関しては「第23回 台湾烏龍茶を初めてアメリカに直輸出した李春生の謎」でジョン・ドッドが宝順から台湾へ派遣され、その破綻後独自の会社として宝順洋行(ドッド商会)を… 続きを読む »
「東アジア恠異学会」について ◇怪異学ことはじめ 東アジア恠異学会は、西山克氏(京都教育大学名誉教授/日本中世史)が2001 年(平成13)に設立した、「怪異」をキーワードにさまざまな分野の専門家が集まる学術団体です。… 続きを読む »
台北国際ブックフェアと香港 この連載のタイトルは「香港本屋めぐり」。ところが、今回のテーマは台北だ。本連載の第21回では、香港を離れマカオに入り「边度有書,有音樂」を紹介した。この遠征に続き、今回は台湾に飛… 続きを読む »
琵琶記の挿絵⑤ 版本の刊行地が異なると挿絵の作風もはっきり違う 瀧本 弘之 図1は一見すると秋の夜にのんびりと月見をする風景にみえる(「中秋賞月」『陳大来本琵琶記』内閣文庫蔵)。見かけはそうなのだが、描かれた人物の心情… 続きを読む »
幻の品種 F4を追って 3年ほど前、三重県亀山市を訪ねた。目的は戦後の国産紅茶の歴史を尋ねることだった。実は三重県は茶業が極めて盛んであり、その生産量は現在も全国3位。紅茶の歴史も明治初期には日本有数の生産… 続きを読む »
「日本華僑華人学会」について ◇学会の設立 中国が改革開放路線に舵を切った1980年代以降、中国から世界各地への移民・移住が急速に展開したことを受け、世界各地で華僑華人研究が進展しました。日本では2002年… 続きを読む »
琵琶記の挿絵④ 夫(つま)を訪ねて都に向かう健気な妻 瀧本 弘之 前回は蔡邕と牛丞相の娘の婚姻で終わっていた。ここに参考に別の版本の婚礼の図版を掲げる。明末の湖州で刊行された二色刷りの版本(『硃訂琵琶記』内閣文庫蔵、明… 続きを読む »
台湾最初の製茶試験場と静岡県森町 茶旅を始めてもうすぐ四半世紀が経とうとしている。最初は茶産地を訪ねるお茶の旅だったが、それがいつの間にかお茶の歴史を巡る旅に変化していき、随分になる。今回は筆者が台湾茶の歴… 続きを読む »
「日本杜甫学会」について ◇会の成り立ち 日本杜甫学会は、2017年10月6日(金)、山形大学小白川キャンパス、地域教育文化学部3号館312講義室において、中唐文学会終了の後、創立総会が開かれました。これはこの時、日本中… 続きを読む »
2024年の香港独立書店界回顧 香港の著名な法廷弁護士で立法会(香港の議会)の元議員である呉靄儀(マーガレット・ン)さんには多くの著作がある。その最新刊は『雨中的香港』。近年のコラムやエッセイを集めたものだ… 続きを読む »