中国古版画散策 第一〇五回
名勝・山岳図をめぐって① 『天下名山勝概記』 瀧本 弘之 『天下名山勝概記』は、古版画研究の草分け、鄭振鐸(1898-1958)の収蔵書籍として名高い。氏の「中国古代版画叢刊」シリーズに収められていて、1994年に上海… 続きを読む »
名勝・山岳図をめぐって① 『天下名山勝概記』 瀧本 弘之 『天下名山勝概記』は、古版画研究の草分け、鄭振鐸(1898-1958)の収蔵書籍として名高い。氏の「中国古代版画叢刊」シリーズに収められていて、1994年に上海… 続きを読む »
台湾 魚池の中村農園 戦前台湾で森永紅茶の原料が作られていた話は、既に「第24回 森永紅茶とその歴史的なつながり」で紹介したが、今年(2026年)に入り、ついに高知、三重、奈良と台湾魚池産の紅茶をブレンドし… 続きを読む »
碼頭書掂(マータウ シューディム) ▼屯門(トュンムン)にオープンした新書店 新界西部の屯門は、清朝と英国軍が戦った19世紀のアヘン戦争よりもさらに遡ること、16世紀初頭、ポルトガル人が一時的に占拠した。や… 続きを読む »
清代中国のイマジナリーフレンド(?) 福田 素子 少し前に衛星放送で、アメリカの多重人格者・ビリー・ミリガンの生涯についてのドキュメンタリーを見ました。多重人格(解離性同一性障害)というのは、人が非常に忌まわしい体験を… 続きを読む »
媽祖の周辺③ 広がる媽祖信仰の裾野 瀧本 弘之 内閣文庫の蔵書で『天后聖像』と題する本が知られている。表紙には筆で「天后図像」と書かれている。購入後に書き込んだと思われる。 これが本体の封面になると大きく「天后聖像」… 続きを読む »
榎本武揚とキャフタの磚茶 幕末の英雄というと、西郷隆盛や桂小五郎などに代表される薩長側、幕府側では勝海舟などが思い浮かぶ。だが恐らく最大の英雄は、最後まで戦った榎本武揚ではあるまいか。戊辰戦争で旧幕府軍を率… 続きを読む »
「眼から何出した」の説 福田 素子 映画『下妻物語』(中島哲也監督 2004年)の中に、憧れの神様(アパレル会社社長)に会った主人公桃子がショックで失神すると、それを見た桃子の「ダチ」のイチコが突進して社長にエルボーを… 続きを読む »
飛地書店(フェイデイシューディム) 個人的な話から始めたい。 2025年の9月、東京の文学座アトリエで「野良豚」(いのしし)という舞台劇が上演された。原作者は香港の脚本家、莊梅岩(ジョン・ムイアム)。日本語への翻訳と演出… 続きを読む »
「王昭君研究会」について ◇活動目的・内容 和親政策によって匈奴王に嫁した王昭君の故事は早くから伝説化され、中国国内のみならず海を越えて日本にも伝来し、文学・演劇・美術・音楽等の多分野にわたって新たな作品… 続きを読む »
幽霊かく語りき 福田 素子 日本の幽霊は、あまり喋らないようです。例えば小泉八雲『怪談』「葬られたる秘密」(1904年)に出てくる奥さんの幽霊は、ひたすら黙って箪笥の前に座っているばかり。困り果てた家族やお坊さんが皆で… 続きを読む »