『一九七八~一九七九年 北京瞥見』評 岩佐昌暲
一九七八~一九七九年 北京瞥見 田中瑩一 著出版社:好文出版出版年:2023年8月価格 1,870円 45年前の中国滞在記──いま出版する意味 著者の田中瑩一島根大学名誉教授(国語教育学、口承文芸表現研究)は197… 続きを読む »
一九七八~一九七九年 北京瞥見 田中瑩一 著出版社:好文出版出版年:2023年8月価格 1,870円 45年前の中国滞在記──いま出版する意味 著者の田中瑩一島根大学名誉教授(国語教育学、口承文芸表現研究)は197… 続きを読む »
塚越 義幸 去る11月11日に今田述氏の名著『漢俳 五・七・五の中国国民詩』(東方書店)の出版記念会が、漢詩結社葛飾吟社主催で、新橋の中国料理店「新橋亭」で行われた。その折、円卓の席の右隣に岡山大学名誉教… 続きを読む »
瀧本 弘之 龍のことを調べるとき、大方の人が世話になる書物に『吉祥図案解題』というものがある。龍は吉祥(動)物の筆頭に数えられるべきものなので、吉祥物を調べようとして、その関係の書物を調べていくと、しぜん… 続きを読む »
『西廂記』の挿絵(下)-3 時代と地域で多様に変貌する挿絵 瀧本 弘之 前回は、「草橋驚夢」までを、主として内閣文庫の熊龍峰本を中心に説明してきた。張君瑞と崔鶯鶯は結婚を許されるが、その条件として君瑞の科挙合格が命じら… 続きを読む »
歴史と文学のはざまで唐代伝奇の実像を求めて 高橋文治 著出版社:東方書店出版年:2023年10月価格 2,640円 唐代伝奇の〈伝〉・〈記〉性の検討からみえる実像 唐代伝奇は、〈事実の記録〉として書かれた。と説明す… 続きを読む »
瀧本 弘之 前回、龍の図像として中国のものを取り上げたが、今回は日本のものを中心に取り上げてみたい。 私が龍で思い出すのは、タコである。 ……と言っても食べる章(た)魚(こ)ではなく、飛ばす凧(風筝)… 続きを読む »
松宮 貴之 中国思想史に於いて、儒学がその中心潮流として、君臨してきた時代は長い。但し、戦国期に於いて儒墨と並称され、後に姿を消した墨家の淵源となる思想の意義をここでは検討したい。 墨子は、従来「工人集団」から生じた… 続きを読む »
西澤 治彦 ■リサーチ・研究・学問 これまで教育や研究に関するエッセーをいろいろと書いてきたが、シリーズの最後に、研究者の端くれとして、「研究の流儀」を書きたいと思う。私ごときが自分の研究について語ったと… 続きを読む »
大久保 洋子 何が何でも自分が日本に紹介しなければならない、と思えるような作品に出会うことはさほど多くない。そんな作品にめぐり会い、自分の訳を本の形にすることができたら、それは訳者にとって生涯の幸福と言え… 続きを読む »
瀧本 弘之 今年は辰年ということで、龍が話題になっている。十二年に一度来るわけだが、十二支のなかでは、虎と並んで龍の人気は高い。 私もご多分に漏れず、龍のデザインを借りて年賀状をつくった。厳密にいうと、… 続きを読む »