研究会にきく⑧ 「日本漢字学会」
「日本漢字学会」について ◇設立までの経緯 現在は(公財)日本漢字能力検定協会(以下「漢検協会」)の理事長職にある山崎信夫(以下敬称略)から、漢字を中心として諸分野を横断的に連携する学会を作ることはできな… 続きを読む »
「日本漢字学会」について ◇設立までの経緯 現在は(公財)日本漢字能力検定協会(以下「漢検協会」)の理事長職にある山崎信夫(以下敬称略)から、漢字を中心として諸分野を横断的に連携する学会を作ることはできな… 続きを読む »
連載終了にあたって 佐藤 文俊 1、お詫び 本連載では明終末期の陝西流賊構成員のつけたあだな(流動した地域の土賊も含む)について検討を重ねてきた。闖字を含むあだな(『東方』480号/WEB東方〈四〉)、龍字を含むあだな… 続きを読む »
──墨子に古義は認め得るのか 松宮 貴之 ■はじめに 私は書を中心とする古典研究の中で、その「解釈」「評価」「加筆」というものの意味について、以下のように述べたことがある(『新編 書論の文化史』雄山閣、2024年)。 … 続きを読む »
流賊のあだなによる呼称環境の後退 佐藤 文俊 明終末期の流賊は、陝西西北部の逃亡兵士、貧窮化した農民・駅卒等の民衆、回民等の少数民族により構成された多数の集団を指し、崇禎初年より長江以北を流動した。流賊は明の軍事力が強… 続きを読む »
琵琶記の挿絵⑧ 時代を超えて使われる挿絵の不思議な変遷 瀧本 弘之 内閣文庫には、西廂記と琵琶記を「合体」させた版本がある。「合体」といっても具体的には『琵琶記』のあとに『西廂記』をくっ付けた形で、複雑な工夫はしていな… 続きを読む »
「中国史史料研究会」について ◇研究会発足の趣旨 2018年に志学社を創業するにあたり、研究会を立ち上げようというのは当初からの念願でした。 というのも、前世紀の終わり頃から、各大学の中国史専攻などに紐… 続きを読む »
革命と親密性毛沢東時代の「日常政治」 鄭浩瀾 編著出版社:東方書店出版年:2024年12月価格 6,600円 現代の中国は、革命の時代から一世代以上が経過し、社会主義の日々は遠い記憶の彼方に過ぎ去ろうとしているようだ。「… 続きを読む »
──当事者の語りと記憶の継承を手がかりに── 大野 絢也 ◎はじめに──大戦終結から80周年という歴史的節目を迎えて 2025年8月、日本は第二次世界大戦の終結から80周年という大きな節目を迎えた。この80年の歳月の中… 続きを読む »
飯田 真紀 2024年6月に『広東語の世界~香港、華南が育んだグローバル中国語』(中公新書)という本を上梓した。広東語と言えば香港、となるところだが、あえてアメリカなど海外へのグローバルな広がりから説き起こし、総本山の… 続きを読む »
琵琶記の挿絵⑦ 似た挿絵があり、まったく似つかぬものもある 瀧本 弘之 今回は38幕(齣)「張公掃墳」(張公墓を掃く)、また「張公遇使」(張公は使いに遇(あ)う)から。 牛丞相の使者、李旺が都・洛陽から蔡邕の故郷・河… 続きを読む »