推敲の流儀
西澤 治彦 ■作文と推敲 どんなに文章が上手くて、書き慣れた人でも、いきなりいい文章が書けるわけではない。メモや日記など自分用に書く文章ならいいが、人に読んでもらう文章、あるいは活字にして公表するようなエ… 続きを読む »
西澤 治彦 ■作文と推敲 どんなに文章が上手くて、書き慣れた人でも、いきなりいい文章が書けるわけではない。メモや日記など自分用に書く文章ならいいが、人に読んでもらう文章、あるいは活字にして公表するようなエ… 続きを読む »
『西廂記』の挿絵(中) 豪傑僧の「原形」は別の小説か!? 瀧本 弘之 まず初めに前回の記事で、約束した「西湖図」の紹介をしたいと思う。 これは内閣文庫収蔵の『熊⿓峰⻄廂記』の⽬次にあって、本⽂にない「杭城湖景図」(⻄湖… 続きを読む »
台湾原住民文学への扉「サヨンの鐘」から原住民作家の誕生へ 下村作次郎 著出版社:田畑書店出版年:2023年4月価格 9,900円 台湾原住民文学を知り、理解するための必携の書 台湾原住民文学は、一九八〇年代後半に台… 続きを読む »
――陳致『従礼儀化到世俗化─『詩経』的形成─』(訳名『『詩経』の形成――儀礼化から世俗化へ』)の翻訳で感じたこと 湯城 吉信 (編集部注:「上」の「■【本書の特殊事情に伴う問題―複数のテキストがある場合の問題】」、「①原… 続きを読む »
西澤 治彦 ■名付けの意味 「名は体を表わす」とはよく言ったもので、同じことは我々が書く文章にも言える。論文にしろ本にしろ、タイトルは文章を読む側にとっても、そして書く側にとっても大事なものだ。そもそも文… 続きを読む »
中国語とはどのような言語か 橋本陽介 著出版社:東方書店出版年:2022年9月価格 2,640円 目から鱗が何枚も落ちる語学研究書 中国語に関わってン十年の私、語学の研究書を読むときにはいつもやや斜に構えている。だ… 続きを読む »
陳致『従礼儀化到世俗化─『詩経』的形成─』(訳名『『詩経』の形成――儀礼化から世俗化へ』)の翻訳で感じたこと 湯城 吉信 ■はじめに 今回、湯浅邦弘先生をリーダーとして、古賀芳枝、草野友子、中村未来、湯城吉信が各章を訳… 続きを読む »
『西廂記』の挿絵(上) 始まりかと思えば付録の『銭塘夢』 瀧本 弘之 今回から数回、戯曲本『西廂記』の挿絵を考えてみたい。西廂記は唐の詩人白居易の友人として知られる元稹(779―831)の作品『会真記』(別名『鶯鶯伝』… 続きを読む »
日本漢籍受容史―日本文化の基層― 髙田宗平 編出版社:八木書店出版年:2022年11月価格 9,900円 日本人にとって漢籍とは何か:域外漢籍研究の新局面 中国の学界において「漢籍」という言葉は、普通、その前に「域… 続きを読む »
西澤 治彦 ■研究者とエッセー 資料をベースに書く論文と違って、エッセーというのは、自らの体験をベースに、心の内や頭の中にあることを文章化するものだ。従って、それなりの体験をして、人並みの感性と文章力があ… 続きを読む »