中国古版画散策 第八十二回
活字印刷の周辺① 瀧本 弘之 今日ではほとんど活版印刷は使われないが、活字で印刷された文字に初めて接するのは、だれでも幼児期だろう。しかしその活字の実物(金属活字)となると、成人しても限られた人しかその機会はなかったは… 続きを読む »
活字印刷の周辺① 瀧本 弘之 今日ではほとんど活版印刷は使われないが、活字で印刷された文字に初めて接するのは、だれでも幼児期だろう。しかしその活字の実物(金属活字)となると、成人しても限られた人しかその機会はなかったは… 続きを読む »
タイ メーサローンの将軍と茶 長い長い眠りだった。約2年半、日本に逼塞し、海外に出ることが出来なかったが、ついにパスポートを行使した。行き先はタイのバンコク。2020年3月、ロックダウン寸前のこの街から脱出… 続きを読む »
西澤 治彦 ■ノートをとる人 人がノートをとるのは、忘れないように、あるいは忘れてもいいように、記録に残すためである。ここでいうノートとは、メモや伝言、日記、レシピ、講義ノート、備忘録、カルテ、議事録など… 続きを読む »
蔵書家と蔵書の源流 ─山東省─(7) 髙橋 智 今回は王士禎(1634~1711)。王漁洋の名で知られる清詩の巨匠である。前回、馬国翰のはなしのなかで、その蔵書は散じ、山東で官にあった湖南人・張某がこれを収蔵し、後に郷… 続きを読む »
留下書舍(ラウハーシューセー) 前回(連載第16回)紹介の獵人書店が2022年5月に正式開業のイベントを開催した時、店主が2人の男性を紹介してくれた。クリスさんと岑さんだ。「近々、ここからさほど遠くないとこ… 続きを読む »
『避暑山荘三十六景詩図』をめぐって③ ――マテオ・リパの銅版画 瀧本 弘之 二枚のよく似た作品が並んでいる。しかし、全く違う雰囲気である。これらは何なのか。上の一枚は、銅版画で作った『避暑山荘図』の「延薫山館」(図1)… 続きを読む »
狭山茶 ニューヨークへ 前回は佐倉茶がニューヨークへ輸出された経緯を紹介した。今回は佐倉より僅かに早くニューヨークに到着した狭山茶の歴史について、振り返ってみたい。 ▼佐藤百太郎のその後 佐藤… 続きを読む »
蔵書家と蔵書の源流 ─山東省─(6) 髙橋 智 今回は馬国翰(1794~1857)について述べてみよう。馬国翰は字(あざな)は詞渓、また竹吾、原籍は章丘(山東省済南市章丘区)で後に歴城(山東省済南市歴城区)に居住した。… 続きを読む »
獵人書店(リッヤン シューディム) ▼注目エリア「深水埗」の新書店 香港は九龍半島の注目エリア… 続きを読む »
“世” “地” “山”等を含んだあだな・下 佐藤 文俊 ■事例研究 〈混世王(混世魔王)〉 混世(魔)王は、「世の中を掻き乱す魔物の王」(『中国語大辞典』角川書店、1994)とあり、一般的には世間を騒がせ人に危害を加え… 続きを読む »