香港本屋めぐり 第18回
書少少(シューシウシウ)と同渡館(トンドウグン) ▼「二つの顔を持つ若者」の動画 今年——2022年の8月に公開されたYouTubeの動画が香港の書店界や読書家の間で大きな話題になった。そのタイトルは「33… 続きを読む »
書少少(シューシウシウ)と同渡館(トンドウグン) ▼「二つの顔を持つ若者」の動画 今年——2022年の8月に公開されたYouTubeの動画が香港の書店界や読書家の間で大きな話題になった。そのタイトルは「33… 続きを読む »
道教・仏教・民間信仰等の神に関する名を含んだあだな・上 佐藤 文俊 中国の神々は道教系、仏教系、民間信仰系に分類されるが長期の歴史経過の中で混然一体化して継承されてきた(1)。すでに本連載で述べてきたあだなの中にも例え… 続きを読む »
活字印刷の周辺① 瀧本 弘之 今日ではほとんど活版印刷は使われないが、活字で印刷された文字に初めて接するのは、だれでも幼児期だろう。しかしその活字の実物(金属活字)となると、成人しても限られた人しかその機会はなかったは… 続きを読む »
タイ メーサローンの将軍と茶 長い長い眠りだった。約2年半、日本に逼塞し、海外に出ることが出来なかったが、ついにパスポートを行使した。行き先はタイのバンコク。2020年3月、ロックダウン寸前のこの街から脱出… 続きを読む »
西澤 治彦 ■ノートをとる人 人がノートをとるのは、忘れないように、あるいは忘れてもいいように、記録に残すためである。ここでいうノートとは、メモや伝言、日記、レシピ、講義ノート、備忘録、カルテ、議事録など… 続きを読む »
蔵書家と蔵書の源流 ─山東省─(7) 髙橋 智 今回は王士禎(1634~1711)。王漁洋の名で知られる清詩の巨匠である。前回、馬国翰のはなしのなかで、その蔵書は散じ、山東で官にあった湖南人・張某がこれを収蔵し、後に郷… 続きを読む »
留下書舍(ラウハーシューセー) 前回(連載第16回)紹介の獵人書店が2022年5月に正式開業のイベントを開催した時、店主が2人の男性を紹介してくれた。クリスさんと岑さんだ。「近々、ここからさほど遠くないとこ… 続きを読む »
『避暑山荘三十六景詩図』をめぐって③ ――マテオ・リパの銅版画 瀧本 弘之 二枚のよく似た作品が並んでいる。しかし、全く違う雰囲気である。これらは何なのか。上の一枚は、銅版画で作った『避暑山荘図』の「延薫山館」(図1)… 続きを読む »
狭山茶 ニューヨークへ 前回は佐倉茶がニューヨークへ輸出された経緯を紹介した。今回は佐倉より僅かに早くニューヨークに到着した狭山茶の歴史について、振り返ってみたい。 ▼佐藤百太郎のその後 佐藤… 続きを読む »
蔵書家と蔵書の源流 ─山東省─(6) 髙橋 智 今回は馬国翰(1794~1857)について述べてみよう。馬国翰は字(あざな)は詞渓、また竹吾、原籍は章丘(山東省済南市章丘区)で後に歴城(山東省済南市歴城区)に居住した。… 続きを読む »