香港本屋めぐり 第20回
瀞書窩(ゼンシューウォー) ▼ユニークな書店の運営 香港島のセントラルの埠頭から、香港島よりも広い香港最大の離島——ランタオ島の南東部にある梅窩(ムイウォー)行きのフェリーに乗る。普通船で約50分。快速船で… 続きを読む »
瀞書窩(ゼンシューウォー) ▼ユニークな書店の運営 香港島のセントラルの埠頭から、香港島よりも広い香港最大の離島——ランタオ島の南東部にある梅窩(ムイウォー)行きのフェリーに乗る。普通船で約50分。快速船で… 続きを読む »
麻姑のはなし(上) ――知られざる女仙 瀧本 弘之 麻姑とは女の仙人の名前で、顔真卿の拓本『麻姑仙壇記』によって知られるものの、知名度は高くない。葛洪『神仙伝』などの古文献にも登場するが、最近、この知られざる麻姑の肖像… 続きを読む »
タイ バンコクで岩茶を 前回2年半ぶりに訪れたバンコクで念願の茶行を訪問した話を書いた。今回はその王陽春茶行とも親戚関係にある、バンコクのチャイナタウン、ヤワラーに店を構える茶行を訪ね、聞いた話を書いてみた… 続きを読む »
西澤 治彦 ■研究者と読書家 世の中には、猛烈な数の本を読んでいる読書家というのがいる。そういう人に比べれば、私はそれほどでもない。かといって、別に必読書だけを効率よく読んできたわけでもない。読むべき本で… 続きを読む »
蔵書家と蔵書の源流 ─山東省─(9) 髙橋 智 山東の蔵書家で忘れてはならない人がいる。臨清(聊城の北、河北省との境)の人、徐坊である。徐坊は、清同治3年(1864)生、民国5年(1916)没、享年53歳、字は士言・矩… 続きを読む »
Hiding Place <中国語店名:舎下(セーハー)> 香港島の山の中腹にある香港大学から坂を下り電車(香港トラム)の走る大通りに至る途中に、袋小路となっている短い通り——保徳街がある。ここはもともと小… 続きを読む »
万寿盛典図の周辺 瀧本 弘之 万寿盛典図という大規模な殿版の大冊がある。康熙帝とその孫の乾隆帝が、それぞれ60歳と80歳に際して「盛典」を挙行し、その華麗な記録(盛典図)を残したのである。康熙帝のものは「六旬」、乾隆帝… 続きを読む »
タイ コロナを挟んで訪ねたバンコクの老舗茶荘 実は4年ほど前から東南アジアの老舗茶荘を訪ね歩き、華人茶商の足跡を探している。タイのバンコクでは、「老舗の茶商など既に全ていなくなったよ」とチャイナタウンである… 続きを読む »
道教・仏教・民間信仰等の神に関する名を含んだあだな・下 佐藤 文俊 事例研究〈老神仙〉 ■イメージ 神仙とは神人と仙人を結合した語ともいわれる。通常、道家で不老不死の術を得、天上を飛ぶこともできる変化自在な者、超人的な… 続きを読む »
蔵書家と蔵書の源流 ─山東省─(8) 髙橋 智 今回は、蔵書家と出版について、徳州(現在は河北省と山東省の境界)の人、盧見曽(1690~1768)を紹介してみよう。字は抱孫、号は雅雨山人。父道悦は康熙9年(1670)の… 続きを読む »