香港本屋めぐり 第11回
2つの「ブックフェア」 ●香港社会の一大イベント「香港書展」 香港では毎年夏休みの時期に、香港島の大型会議・イベント施設「香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター」を会場に、政府系機関が主催する… 続きを読む »
2つの「ブックフェア」 ●香港社会の一大イベント「香港書展」 香港では毎年夏休みの時期に、香港島の大型会議・イベント施設「香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター」を会場に、政府系機関が主催する… 続きを読む »
石燕、馬琴、北斎……「水滸画」の発展 ―日本に水滸伝の新しい挿絵が生まれるまで― 瀧本 弘之 デジタル公開されていないためか、国会図書館所蔵の鳥山石燕画『水滸画潜覧』は殆ど紹介されたことがないようだ。先日その「一端」を… 続きを読む »
“龍”をつけたあだな 佐藤 文俊 ■“龍”と中国 架空の想像上の動物で、西洋ではドラゴン、東洋では龍といわれる。西洋における悪者で(イギリスのワイバーン等を除く)神・英雄等による討伐の対象というドラゴンの… 続きを読む »
“闖”をつけたあだな 佐藤 文俊 ■“闖”字について 清代、陝西延(えん)綏(すい)鎮地方では“闖(ちん)”字を「馬が門に入るなり、又は勇んで進む貌なり。故に李自成の名(あだな)は闖将という」と解釈してい… 続きを読む »
九州茶の輸出を夢見た阿部野利恭と可徳乾三 明治時代、九州茶をロシア、シベリアに売り込んだ男がいた。その名は可徳乾三。今や茶業関係者でも知る人はほぼいないが、彼こそは日本紅茶、磚茶(ブロック型固形茶)の先駆者… 続きを読む »
陳澄中と潘宗周(下) 髙橋 智 さて、前回は潘氏について多くを述べたが、その潘氏と陳澄中とには一つの佳話がある。それは、丁瑜「郇斎携港蔵書回帰知見雑記」(『祁陽陳澄中旧蔵善本古籍図録』 上海古籍出版社 2… 続きを読む »
あだなの具体的な考察の前に 佐藤 文俊 ■大衆の思想・文化状況の一端 あだなの具体的考察にはいる前に、陝西から始まり展開された流賊の構成員が名乗った或いは名乗らされたあだなの背景を理解するためには、この地… 続きを読む »
あだなの分布と分類、個別集団と全体 佐藤 文俊 ■あだなの分布と分類 本稿では「あだな」と平仮名表記をしているが、史料上では本名(「真名」「名」「的名」)に対し、「渾名」「綽名」「混名」「妖名」「外号」「… 続きを読む »
一拳書館(ヤッキュン シューグン) ・ディープな下町エリアの新店 九龍半島南端の商業の中心地・尖沙咀(チムサーチョイ)から地下鉄で5駅。深水埗(サムスイポー)は、年季の入った住宅ビル群の間に、秋葉原のような… 続きを読む »
陳澄中と潘宗周(上) 髙橋 智 既に17年も前のことになるが、2004年11月4日~6日、北京昆侖飯店に於いて当時最大の古典籍オークションが開かれた。ひと月も前から送られてきた予告を見ると大変な出物があっ… 続きを読む »