あだなからみる明終末期の陝西流賊(十一)
宇宙:“天” “星”等、及び自然現象を含んだあだな・下 佐藤 文俊 事例研究〈満天星〉 ■イメ-ジ 満天の星というロマンティックな情景の他に、鍛冶屋(鉄工)の火花の意が伝えられている。清初、流賊によって滅びた明の史実と… 続きを読む »
宇宙:“天” “星”等、及び自然現象を含んだあだな・下 佐藤 文俊 事例研究〈満天星〉 ■イメ-ジ 満天の星というロマンティックな情景の他に、鍛冶屋(鉄工)の火花の意が伝えられている。清初、流賊によって滅びた明の史実と… 続きを読む »
西澤 治彦 ■査読つき学術雑誌 いつ頃からだろうか、「査読つき学術雑誌」なるもののステータスが、査読などない紀要や市販の雑誌などと比べて、これほどまでに高くなってしまったのは。おそらく、大学や研究所などが… 続きを読む »
界限書店(ガーイハーン シューディム) ▼限界を打ち破れ 九龍半島に界限街(Boundary Street)という道がある。イギリスが香港島と九龍半島の一部を植民地とした後、その北の「新界」を租借地とした。… 続きを読む »
『耕織図』和刻本の周辺③ ―焦秉貞のゆかりの宣教師の人々― 瀧本 弘之 焦秉貞は、山東済南の人という。清代の画家で天文学に通じていた。というのも、彼は宣教師の湯若望の弟子で、欽天監の五官正という官名を持っていた。つまり… 続きを読む »
宇宙:“天” “星”等、及び自然現象を含んだあだな・上 佐藤 文俊 本項目に関連するあだなをまず網羅して記してみよう。 〈天〉字を含むあだな例(第四回「“闖”をつけたあだな」で挙げた闖天王等は省略) 大天王、射塌天、… 続きを読む »
日本茶を初めてアメリカに輸出した中山元成 ここ数年、さしま茶という名前を聞くようになった。ブランド価値は高まっているが、その歴史については正直知られているとは言い難い。猿島で思い出すのは坂東武者、1000年… 続きを読む »
蔵書家と蔵書の源流 ─山東省─(3) 髙橋 智 次に李文藻と同年の周永年について述べてみよう。 周永年(1730~1791)は、(1)に述べたように、水西書屋という蔵書室を持っていた。蓄積5万巻とも10万巻ともいうが… 続きを読む »
七份一書店(チャッファンヤッシューディム) ●新書店誕生 2020年、香港では何軒かの書店が店をたたんだ一方、新たな書店も生まれた。特に9月、同じ店名の書店が一気に2店、オープンした。「七份一書店」――7分の1書店という… 続きを読む »
その他の動物名をつけたあだな(付植物等)・下 佐藤 文俊 ■鵬(雕)(大鳥、鷲) 〈金(こん)翅(じ)鳥(ちょう)(雕)〉 「金翅鳥」のイメ-ジ伝承は豊富である。もともとは仏教経典の迦(カ)楼(ル)羅(ラ)(空想上の巨… 続きを読む »
『耕織図』和刻本の周辺② ―江戸初期に出された和刻本とその源流― 瀧本 弘之 今回は江戸初期に刊行された『耕織図』に触れたい。日本製の『耕織図』は中国・天順年間(1457-1464)の『耕織図』の複製で、狩野永納という… 続きを読む »