『中国語とはどのような言語か』評 立原透耶
中国語とはどのような言語か 橋本陽介 著出版社:東方書店出版年:2022年9月価格 2,640円 目から鱗が何枚も落ちる語学研究書 中国語に関わってン十年の私、語学の研究書を読むときにはいつもやや斜に構えている。だ… 続きを読む »
中国語とはどのような言語か 橋本陽介 著出版社:東方書店出版年:2022年9月価格 2,640円 目から鱗が何枚も落ちる語学研究書 中国語に関わってン十年の私、語学の研究書を読むときにはいつもやや斜に構えている。だ… 続きを読む »
日本漢籍受容史―日本文化の基層― 髙田宗平 編出版社:八木書店出版年:2022年11月価格 9,900円 日本人にとって漢籍とは何か:域外漢籍研究の新局面 中国の学界において「漢籍」という言葉は、普通、その前に「域… 続きを読む »
東アジアは「儒教社会」か?アジア家族の変容 小浜正子,落合恵美子 編出版社:京都大学学術出版会出版年:2022年12月価格 3,300円 本書の裏表紙には、書名を忠実に訳した英語タイトル「Is East Asia a &… 続きを読む »
絶縁 村田沙耶香,アルフィアン・サアット,郝景芳,ウィワット・ルートウィワットウォンサー,韓麗珠,ラシャムジャ、グエン・ゴック・トゥ,連明偉,チョン・セラン 著藤井光,大久保洋子,福冨渉,及川茜,星泉,野平宗弘,吉川凪 … 続きを読む »
嵆康の方法文学としての「論」 大上正美 著出版社:研文出版出版年:2022年02月価格 5,280円 嵆康における〈文学の思想性〉の究明 本書は、三国魏の嵆(けい)康(こう)(223~262)の文章を対象として、嵆… 続きを読む »
近代中国美術の辺界越境する作品、交錯する藝術家 瀧本弘之・戦暁梅 編出版社:勉誠出版出版年:2022年5月価格 3,850円 本書は「アジア遊学」(勉誠出版)の269号として編集されたものである。序説とあとがきに挟まれる… 続きを読む »
中国漢字学講義 裘錫圭 著稲畑耕一郎 崎川隆 荻野友範 訳出版社:東方書店出版年:2022年06月価格 6,930円 どの分野にも長年に亘って読み続けられている、その分野を本格的に学ぼうとすれば必ず読むべき「古典」と言っ… 続きを読む »
中国は“中国”なのか「宅茲中国」のイメージと現実 葛兆光/橋本昭典 訳出版社:東方書店出版年:2020年12月価格 5,500円 本書の原タイトルは「宅茲中国」(ここ中国に棲まう)という。翻訳タイトルの「中国は“中国”な… 続きを読む »
中国倫理思想の考え方 水口拓寿 著出版社:山川出版社出版年:2022年01月価格 1,980円 まず「はじめに」において、ここで扱う「倫理」という言葉について触れられる。ここではethicsあるいはmoralに対応した西… 続きを読む »
日華学堂とその時代中国人留学生研究の新しい地平 欒殿武、柴田幹夫 編著出版社:武蔵野大学出版会出版年:2022年03月価格 4,620円 中国人留学生受け入れにおける仏教という視点 ■仏教人の「縁」が生み出した研究 … 続きを読む »