読解の流儀
西澤 治彦 ■読書と読解力 読書を楽しむことと、文章を正確に読解していくのとは、同じ様な行為に見えて、別物だ。もちろん、量をこなすことで質も向上するという意味では、多読は読解力をつける上で必要条件ではある… 続きを読む »
西澤 治彦 ■読書と読解力 読書を楽しむことと、文章を正確に読解していくのとは、同じ様な行為に見えて、別物だ。もちろん、量をこなすことで質も向上するという意味では、多読は読解力をつける上で必要条件ではある… 続きを読む »
中華を生んだ遊牧民鮮卑拓跋の歴史 松下憲一出版社:講談社出版年:2023年5月価格 1,870円 いま北朝史がアツい。北魏による華北統一(439年)から、隋による中華統一(589年)までの、中国の南北に王朝が並立していた… 続きを読む »
『詩経』の形成儀礼化から世俗化へ 陳致 著湯浅邦弘 監訳湯城吉信,古賀芳枝,草野友子,中村未来 訳出版社:東方書店出版年:2023年6月価格 6,600円 『詩経』研究への新視点 本年六月に東方書店より出版された陳… 続きを読む »
西澤 治彦 ■文章の本質 文章には、人に読んでもらう文章と、そうでない文章とがある。後者なら好きに書けばいいが、前者ならそれなりの工夫が必要だ。「言葉では言い表せない」という言い回しがあるように、言葉には… 続きを読む »
『西廂記』の挿絵(下)-1 珍しい「ネコのいる逢引」風景 瀧本 弘之 前回まで二回続けて西廂記の挿絵について、周辺の情報を交えながら解説してみた。ここでおさらいの意味で、西廂記「熊龍峰本」の挿絵表題等一覧を書いておこう… 続きを読む »
西澤 治彦 ■校正と校閲 論文にしろ、著書にしろ、推敲の済んだ原稿を学会や出版元に提出するだけで、そのまま自動的に印刷にまわる訳ではない。その前にある最後の過程が、校正だ。校正は著者本人もするが、学会など… 続きを読む »
華僑・華人を知るための52章エリア・スタディーズ196 山下清海 著出版社:明石書店出版年:2023年4月価格 2,200円 独特の切り口から見えてくる世界の情勢 1980年代に中国の改革開放路線が明確化して以降、… 続きを読む »
漢俳五・七・五の中国国民詩 今田述 著出版社:東方書店出版年:2023年7月価格 1,980円 「漢俳」の生き証人が語る中日共有の詩情 今(いま)田(だ)述(のぶる)氏は一九二九年生まれ。「葛飾吟社」(後述)の代表… 続きを読む »
私がクリスチャンになるまで清末中国の女性とその暮らし アデル・M・フィールド 著/蒲豊彦 訳出版社:東方書店出版年:2021年9月価格 2,970円 (一) 本書は、19世紀後半の中国で活躍したアメリカ人女性宣教師、アデ… 続きを読む »
――陳致『従礼儀化到世俗化─『詩経』的形成─』(訳名『『詩経』の形成――儀礼化から世俗化へ』)の翻訳で感じたこと 湯城 吉信 (編集部注:「中」の「■【訳出に伴う問題―特に漢字に関する問題】」に続く) 〔そのまま使っても… 続きを読む »