『日中交流』評 金子聖仁
日中交流人と人とが紡いできた半世紀 園田茂人 編出版社:東京大学出版会出版年:2025年6月価格 4,400円 まず、シンプルながらも洗練された鮮やかなミントグリーンの装丁が目を引く。そして、手に取ってそのカバーを外すと… 続きを読む »
日中交流人と人とが紡いできた半世紀 園田茂人 編出版社:東京大学出版会出版年:2025年6月価格 4,400円 まず、シンプルながらも洗練された鮮やかなミントグリーンの装丁が目を引く。そして、手に取ってそのカバーを外すと… 続きを読む »
荒原にて 索(ソ)南(ナム)才(ツェ)譲(ラン) 著/及川茜 訳出版社:リトルモア出版年:2025年11月価格 2,970円 存在の原点——青海高原に輝く生命の讃歌 願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ──索南… 続きを読む »
漢文の中の可愛い幽霊さん・演劇賽神編 福田 素子 幽霊といえばどちらかといえば夜、あまり人のいないところに出てくるものですが、とても賑やかなところに出てくる幽霊もいるようです。紀昀『閲微草堂筆記』には、このように始まる… 続きを読む »
婦を悼む明清哀傷文学の女性像 野村鮎子 著出版社:汲古書院出版年:2025年3月価格 7,150円 婦(つま)を悼(いた)むということ 『金瓶梅』第六十二回、病床に臥していた西門慶の第六夫人李瓶児が二十七歳でその生… 続きを読む »
下定 雅弘 はじめに 北川進氏と坂口志文氏がノーベル賞を獲得した。北川氏は、「金属有機構造体」(MOF)で化学賞を授賞したが、それには「無用之用」という語が大きなヒントになっていたようだ。朝日新聞2025年10月9日号… 続きを読む »
明代の小僧の神様 福田 素子 倉本聰の『北の人名録』の中に、「いるかい」という一編があります。作家が住んでいる北海道の村に、「いるかい?」と言いながら他人の家に勝手に上がり込むのが癖の「いるかいの婆様」というあだ名の婆… 続きを読む »
媽祖の周辺① 詳細な名所図会 瀧本 弘之 国会図書館に「媽祖」についての歴史的書籍が収蔵されている。媽祖は中国浙江地方を中心とした地域の海神信仰の女神で、その信仰は東アジアに幅広くひろがっている。もちろん日本にも、長崎… 続きを読む »
劉 文兵 2025年10月27日から11月5日までに開催された第38回東京国際映画祭は、中国でも大きな注目を集めた。その焦点となったのは、コンペティション作品の主演を務めた二人の中国のスター女優──ファン・ビンビン(范… 続きを読む »
漢文の中の可愛い幽霊さん・科挙編 福田 素子 ■はじめに 漢文の怪談は、日文の怪談に比べてどうも怖くない、という評判です。「怖さの追求」という点では、「人々を善導する」という役割を背負いがちな漢文の怪談は、確かに少し負… 続きを読む »
近代中国思想の執拗低音歴史の考え方を振り返る/台湾漢学研究叢書 王汎森 著佐藤仁史 訳出版社:東方書店出版年:2025年4月価格 5,500円 本書は台湾の著名な中国近代思想史研究者である王汎森氏(中央研究院歴史語言研究… 続きを読む »