書評」カテゴリーアーカイブ

『一九七八~一九七九年 北京瞥見』評 岩佐昌暲

一九七八~一九七九年 北京瞥見 田中瑩一 著出版社:好文出版出版年:2023年8月価格 1,870円 45年前の中国滞在記──いま出版する意味    著者の田中瑩一島根大学名誉教授(国語教育学、口承文芸表現研究)は197… 続きを読む »

『周縁の三国志』評 新津健一郎

周縁の三国志非漢族にとっての三国時代 関尾史郎 著出版社:東方書店出版年:2023年5月価格 2,640円 「東アジア世界」のなかの三国志    「三国志」の人気は根強い。ごく最近も、諸葛亮を題材とした『パリピ孔明』(四… 続きを読む »

『『詩経』の形成』評 牧角悦子

『詩経』の形成儀礼化から世俗化へ 陳致 著湯浅邦弘 監訳湯城吉信,古賀芳枝,草野友子,中村未来 訳出版社:東方書店出版年:2023年6月価格 6,600円 『詩経』研究への新視点    本年六月に東方書店より出版された陳… 続きを読む »

『私がクリスチャンになるまで』評 戸部健

私がクリスチャンになるまで清末中国の女性とその暮らし アデル・M・フィールド 著/蒲豊彦 訳出版社:東方書店出版年:2021年9月価格 2,970円 (一) 本書は、19世紀後半の中国で活躍したアメリカ人女性宣教師、アデ… 続きを読む »