日別アーカイブ: 2024年4月15日

『一九七八~一九七九年 北京瞥見』評 岩佐昌暲

一九七八~一九七九年 北京瞥見 田中瑩一 著出版社:好文出版出版年:2023年8月価格 1,870円 45年前の中国滞在記──いま出版する意味    著者の田中瑩一島根大学名誉教授(国語教育学、口承文芸表現研究)は197… 続きを読む »

石川忠久先生の思い出―埼玉県漢詩連盟創立十五年を振り返って―

塚越 義幸    去る11月11日に今田述氏の名著『漢俳 五・七・五の中国国民詩』(東方書店)の出版記念会が、漢詩結社葛飾吟社主催で、新橋の中国料理店「新橋亭」で行われた。その折、円卓の席の右隣に岡山大学名誉教… 続きを読む »

龍の横顔③ 知られざる篤学の研究・実践者──野崎誠近

瀧本 弘之    龍のことを調べるとき、大方の人が世話になる書物に『吉祥図案解題』というものがある。龍は吉祥(動)物の筆頭に数えられるべきものなので、吉祥物を調べようとして、その関係の書物を調べていくと、しぜん… 続きを読む »

中国古版画散策 第九十一回

『西廂記』の挿絵(下)-3 時代と地域で多様に変貌する挿絵 瀧本 弘之  前回は、「草橋驚夢」までを、主として内閣文庫の熊龍峰本を中心に説明してきた。張君瑞と崔鶯鶯は結婚を許されるが、その条件として君瑞の科挙合格が命じら… 続きを読む »