香港本屋めぐり 第30回
2024年の香港独立書店界回顧 香港の著名な法廷弁護士で立法会(香港の議会)の元議員である呉靄儀(マーガレット・ン)さんには多くの著作がある。その最新刊は『雨中的香港』。近年のコラムやエッセイを集めたものだ… 続きを読む »
2024年の香港独立書店界回顧 香港の著名な法廷弁護士で立法会(香港の議会)の元議員である呉靄儀(マーガレット・ン)さんには多くの著作がある。その最新刊は『雨中的香港』。近年のコラムやエッセイを集めたものだ… 続きを読む »
長夢書店(チョンモンシューディム) この連載も29回目を迎えた。振り返ってみると、取材した書店のうち女性が立ち上げたところが多いと気づく。例えば、見山書店と夕拾x閒社。残念ながら、この両店は店を畳んでしまっ… 続きを読む »
2024年のブックフェア この連載の第11回で「2つの『ブックフェア』」と題し、2021年に香港政府が主催したものと、独立書店が催したイベントを紹介した。 官製のブックフェア「香港書展」とはどのようなものな… 続きを読む »
解憂舊書店(ガーイヤウガウシューディム) ▼公設市場の中の本屋 かつて九龍半島の南端と、香港と深圳のボーダーである羅湖を結ぶ鉄道——広九鉄路が南北に走っていた。この鉄道会社は地下鉄を運営していた企業と200… 続きを読む »
木棉樹(モッミンシュ)出版社と長頸鹿繪本館(チョンゲンロッ・クイブングン) 「本屋めぐり」と銘打っている本連載では、その第15回で本屋ではなく「格子盒作室」という出版社を取り上げた。書店に並ぶ本の作り手がど… 続きを読む »
渡日書店(ドウヤッ シューディム) 香港の数ある離島の中で、空港を擁する最大面積のランタオ島は別格として、人口が最も多いのは長洲(チョンザウ)だ。その数はおよそ2万人(2021年の公的調査)。面積は約2.4… 続きを読む »
閲読俱楽部(ユッドッ コイロッボウ) この連載の第13回で「七份一書店」を紹介した。恒久的な書店ではなく期間限定、かつ1つの本屋を複数の店長で運営するプロジェクトだ。この仕掛け人の荘国棟さんへの取材時、筆者… 続きを読む »
字字研究所(ジジインガウソー) 香港のほとんどの独立書店には、店主の個性・考え方が色濃く反映されている。今回取り上げる字字研究所も例外ではなく、店主の呂嘉俊(ロイ・ガージョン)さんが本屋に化身したような空間… 続きを読む »
神話書店(サンワ シューディム) 香港新界の東側——海に面した西貢(サイゴン)という地域は、多くの香港市民にとって週末に海鮮料理を食べに行ったり、港から出発する小型船で近くの離島を訪れたり、釣りをしたりとい… 続きを読む »
边度有書,有音樂(ビンドウ ヤウシュー ヤウヤムゴッ) 香港の隣の都市——マカオまで、フェリーやバスで1時間あまり。香港市民にとっては気軽な旅先だ。マカオ政府の統計によると、2019年にマカオを訪れた香港市… 続きを読む »