月別アーカイブ: 2021年8月

中国古版画散策 第七十五回

石燕、馬琴、北斎……「水滸画」の発展 ―日本に水滸伝の新しい挿絵が生まれるまで― 瀧本 弘之  デジタル公開されていないためか、国会図書館所蔵の鳥山石燕画『水滸画潜覧』は殆ど紹介されたことがないようだ。先日その「一端」を… 続きを読む »

『「敦煌」と日本人』評 平居高志

「敦煌」と日本人シルクロードにたどる戦後の日中関係 榎本泰子出版社:中央公論新社出版年:2021年03月価格 2,090円 著者・榎本泰子氏は、私にとってまず第一に、中国近代音楽史研究の大家である。氏の著書『楽人の都・上… 続きを読む »

『唐詩選』と『古文真宝』を再読する

高畑 常信    2020年12月、広島市のアカデミー(古書店)で、『唐(とう)詩(し)選(せん)』と『古(こ)文(ぶん)真(しん)宝(ぽう)』を買った。目加田誠『唐詩選』(昭和三十九年初版、昭和四十六年11刷… 続きを読む »

山東の蹴鞠の歴史と文化観光写真展

2006年に中国初の国家級無形文化遺産の一つとして登録された、古代中国で生まれた革製の「鞠」を蹴りあう球技「蹴鞠」。 蹴鞠は現在の中国山東省淄博市(しはくし)臨淄区(りんしく)で発祥したとされ、二千年以上の間中国のスポー… 続きを読む »