連載」カテゴリーアーカイブ

香港本屋めぐり 第28回

2024年のブックフェア   この連載の第11回で「2つの『ブックフェア』」と題し、2021年に香港政府が主催したものと、独立書店が催したイベントを紹介した。 官製のブックフェア「香港書展」とはどのようなものな… 続きを読む »

研究会にきく① 中国同時代小説翻訳会

「中国同時代小説翻訳会」について   ◇会の始まりと成立 当会の活動は一人の先生との縁で始まりました。それは中国語教室・語林の林松涛先生です。二〇一四年十月に林先生に紹介していただいた生徒さん三名の方と翻訳の勉… 続きを読む »

中国古版画散策 第九十三回

琵琶記の挿絵① 数多い挿絵といろいろな版本 瀧本 弘之  琵琶記は西廂記と並び、中国明清の代表的な戯曲である。一般にそう言われているが、その起源は相当に古い。元末に浙江温州に流行していた民間劇を改変して、高明という文人が… 続きを読む »

あだなからみる明終末期の陝西流賊(十七)

歴史上、伝承上の人名をつけたあだな・その2 佐藤 文俊 ■曹操(羅汝才)の性格  この時期を生きた河南帰徳府商丘県の人、鄭廉(1628-1711)が、自身の体験をもとに、明終末期の河南の動向を清初、『豫変紀略』として公刊… 続きを読む »

あだなからみる明終末期の陝西流賊(十六)

歴史上、伝承上の人名をつけたあだな・その1 佐藤 文俊 ■民衆はどのようにして、歴史・伝承上の人物を知るのか  文盲に近い民衆に関するこの問題については、『東方』479号(第三回「あだなの具体的な考察の前に」)等でも触れ… 続きを読む »