中国古版画散策 第八十九回
『西廂記』の挿絵(下)-1 珍しい「ネコのいる逢引」風景 瀧本 弘之 前回まで二回続けて西廂記の挿絵について、周辺の情報を交えながら解説してみた。ここでおさらいの意味で、西廂記「熊龍峰本」の挿絵表題等一覧を書いておこう… 続きを読む »
『西廂記』の挿絵(下)-1 珍しい「ネコのいる逢引」風景 瀧本 弘之 前回まで二回続けて西廂記の挿絵について、周辺の情報を交えながら解説してみた。ここでおさらいの意味で、西廂記「熊龍峰本」の挿絵表題等一覧を書いておこう… 続きを読む »
バンコク 潮州人の老舗茶荘は バンコクの老舗茶荘については、既に第20回、第21回で福建系茶荘を紹介しているが、今回は潮州系茶荘について触れてみたい。なぜ潮州系かというと、バンコクは他の東南アジア主要都市と… 続きを読む »
西澤 治彦 ■校正と校閲 論文にしろ、著書にしろ、推敲の済んだ原稿を学会や出版元に提出するだけで、そのまま自動的に印刷にまわる訳ではない。その前にある最後の過程が、校正だ。校正は著者本人もするが、学会など… 続きを読む »
閲読俱楽部(ユッドッ コイロッボウ) この連載の第13回で「七份一書店」を紹介した。恒久的な書店ではなく期間限定、かつ1つの本屋を複数の店長で運営するプロジェクトだ。この仕掛け人の荘国棟さんへの取材時、筆者… 続きを読む »
西澤 治彦 ■作文と推敲 どんなに文章が上手くて、書き慣れた人でも、いきなりいい文章が書けるわけではない。メモや日記など自分用に書く文章ならいいが、人に読んでもらう文章、あるいは活字にして公表するようなエ… 続きを読む »
『西廂記』の挿絵(中) 豪傑僧の「原形」は別の小説か!? 瀧本 弘之 まず初めに前回の記事で、約束した「西湖図」の紹介をしたいと思う。 これは内閣文庫収蔵の『熊⿓峰⻄廂記』の⽬次にあって、本⽂にない「杭城湖景図」(⻄湖… 続きを読む »
国産烏龍茶の発祥地は大分? 最近日本国内でも烏龍茶が作られていることを知っているだろうか。8年ほど前、茨城県にさしま茶の見学に行った時、木村昇さんから「台湾に5回通ってその製造法を習得し、国産烏龍茶を作って… 続きを読む »
西澤 治彦 ■名付けの意味 「名は体を表わす」とはよく言ったもので、同じことは我々が書く文章にも言える。論文にしろ本にしろ、タイトルは文章を読む側にとっても、そして書く側にとっても大事なものだ。そもそも文… 続きを読む »
字字研究所(ジジインガウソー) 香港のほとんどの独立書店には、店主の個性・考え方が色濃く反映されている。今回取り上げる字字研究所も例外ではなく、店主の呂嘉俊(ロイ・ガージョン)さんが本屋に化身したような空間… 続きを読む »
『西廂記』の挿絵(上) 始まりかと思えば付録の『銭塘夢』 瀧本 弘之 今回から数回、戯曲本『西廂記』の挿絵を考えてみたい。西廂記は唐の詩人白居易の友人として知られる元稹(779―831)の作品『会真記』(別名『鶯鶯伝』… 続きを読む »