1位
『七朶水仙花』
金河仁著 荀寿瀟訳 南海出版社
韓国のベストセラー作家、キム・ハイン(金河仁)による『菊花香』(南海出版社、邦訳『菊花の香り この世でいちばん愛された人』PHP研究所)に続く、永遠の純粋で激しい愛を描いたラブストーリー。
2位
『沙僧日記』
林長治著 湖南文藝出版社
大爆笑小説としてネット上で人気が出て、出版化が待たれていた作品。西遊記の沙悟浄の目から描かれる日記形式をとっている。
3位
『変化 1990-2002年中国実録』
凌志軍著 中国社会科学出版社
中国の保守派批判で反響を呼び、ベストセラーとなった『交鋒』の著者の1人である、「人民日報」主任記者の凌志軍の新作。
4位
『再見了可魯―― 一只狗的一生』
石黒謙吾著、秋元良平撮影、猿渡静子訳 南海出版公司
盲導犬になったラブラドルレトリーバー「クイール」の一生をモノクロームの優しい写真と文章で綴った一冊。文藝春秋から01年に『盲導犬クイールの一生』として出版され、ベストセラーになった。韓国、台湾などに続く翻訳出版となる。
5位
『影響決策的国情報告』
胡鞍鋼編著 清華大学出版社
中国社会科学院―清華大学国情研究センターによる1998年から2002年の国情報告で、『中国国情研究報告』のなかで内部発表されたものを収録している。本書によれば、その報告の多くが中央政府の幹部たちに高く評価されており、中国の政策立案に影響を与えている。
6位
『天上的門 ――巴喬自伝』
[伊]ロベルト・バッジョ著 劉月樵、劉儒庭訳 訳林出版社
ファンタジスタ――夢のような芸術的名手と賞賛されるイタリア出身のサッカー選手、ロベルト・バッジョが自らを語ったファン待望の一冊。邦訳は、潮出版社から『ロベルト・バッジョ自伝――天の扉』として出版されている。
7位
『経済学的飄一代』
何帆ほか著 中国青年出版社
「博士珈琲」シリーズ第一弾。「博士珈琲」とは、中国社会科学院世界経済政治研究所、北京師範大学、国家情報センターなどに所属する若手経済学者8人で構成されるグループ。本書は、彼らによる経済評論および随筆集。
8位
『成就一生好習慣』
楊氷著 天津社会科学院
子供に良い習慣をつけさせるための教育書。本書によれば、親を決して失望させない、系統的に書かれた書である。
9位
『趴趴熊的四季』
末政ひかる著 周鑫、冷玉鑫訳 遼寧画報出版社
1998年から99年にかけて大ヒットし、今もロングセラーとなったいる日本のキャラクター「たれぱんだ」。その書籍シリーズの第2弾で、『たれごよみ』(小学館)の中国語版。
10位
『十誡』
クシシュトフ・キェシロフスキほか著 陳希米訳 南海出版社
『トリコロール 青の愛/白の愛/赤の愛』や『ふたりのベロニカ』で知られるポーランドの映画監督クシシュトフ・キェシロフスキが「モーゼの十誡」を題材に『デカローグ(十誡)』というタイトルで10本の短篇を制作。本書は、それをノベライズしたもの。
|