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2010年08月  『タオバオの正体』著者の山本達郎さんに聞く
 中国ネット市場の今とこれから
   
   

『中国巨大ECサイト・タオバオの正体』2009年の取引額が日本円にして約3兆円、2010年の目標が倍の6兆円。ネット内のショップ数は約250万店舗、登録会員数は約2億人という中国最大手のネットショッピングサイト「タオバオ」(淘宝網)――。
http://www.taobao.com/

昨年4月にユニクロがタオバオ内に公式ショップをオープンし、売り上げを飛躍的に伸ばしている実績や、今年5月にヤフージャパンとタオバオが業務提携し、6月から取扱商品の相互取引を始めたというニュースでも大きな話題となっている。

こうした折に、タオバオ急成長の秘密や日本企業・個人が参入するためのノウハウを解説したタイムリーな好著が出た。
『中国巨大ECサイト・タオバオの正体』(ワニブックスPLUS新書)。著者の山本達郎さん(29)は、北京でネット広告会社を創立して4年の若手経営者である。
本書は6月初めの発売まもなく、東京都内大手書店の新書部門で第4位に躍り出るなど売れ行きを伸ばしている。本書好調のわけや中国ネット市場の行方などについて、山本さんにざっくばらんに語ってもらった。

   
 

――ご著書『中国巨大ECサイト・タオバオの正体』は、中国の巨大EC(電子商取引)サイト・タオバオの歴史から未来戦略、個人や企業の出店ノウハウ、成功モデルまで、タオバオの全容についてわかりやすく解説されています。
6月初めに日本で発売されて以来、売れ行きも好調のようですが、その理由をどのように分析されますか?


山本さん: まずは、タイミングがよかったことです。6月1日に東京都内のホテルで、ヤフー取締役会長(ソフトバンク代表取締役社長)の孫正義氏と、タオバオ親会社・アリババグループCEOの馬雲(ジャック・マー)氏が出席した記者会見が開かれました。私も出席しましたが、席上、インターネット日本最大手のヤフーと、中国最大手のネットショッピングサイト・タオバオの取扱商品の相互取引がスタートしたことが華々しく発表されたのです。
(ヤフーとタオバオの業務提携を予測したわけではないが)たまたまそのビッグニュースのすぐ後に本書が発売になったので、注目を集めたようです。
そして次に、『日経新聞』『毎日新聞』『夕刊フジ』『週刊プレイボーイ』など、多くのメディアで書評やインタビューが掲載されたことも(話題性として)大きかった。

――日本のビジネスマンらが求めていた本が、タイミングよく出てきたともいえますね。

山本さん: 中国の現場でネット広告ビジネスを4年ほどやってきたので、日本の企業や個人が求めているものを、ひしひしと感じていたのは確かです。
さらに昨年4月には、ユニクロがタオバオ内に公式ショップをオープン。顧客を増やして大成功を収めたことが、他の日本企業にも大きなインパクトを与えました。
現在弊社では、タオバオへの進出を希望するクライアントに対して、それをサポートするビジネスも手掛けていますが、その中で「タオバオって聞いたことはあるけど、よくわからない。どうすれば出店できるか?」「物流は? 送料はどうなっている?」「クレーム処理はどうしたらいいか?」といった質問をよく受けました。
そこで、そういったタオバオのわかりにくい部分をわかりやすく説明して不安を取り除き、日本企業の中国進出が手助けできるような書籍があればと思い、この本をまとめました。中国の現場にいて、クライアントの強い要望を感じたからこそ、生まれ得た本だったのです。

――タオバオはヤフージャパンと業務提携し、今年6月から取扱商品の相互取引を始めました。ネットショッピング市場の発展が期待される一方で、「機械翻訳の翻訳文がメチャクチャだ」「国際送料が高すぎて、買う気が起こらない」など、消費者の苦情も相次いでいるようです。
タオバオとヤフージャパンの相互取引が始まって約2カ月。この間の動向をどうご覧になりますか?


山本さん: 6月1日の記者会見の際に、孫氏もジャック・マー氏も「翻訳のレベルはまだ高くない」と認めた上で「これから改善していきます」と宣言された。
この日は中国の児童節でもあり、ジャック・マー氏は「このサービスはヤフーとタオバオの子どもみたいなもの。これから新しいサービスを育てていくので、至らない点もあるが、温かい目で見守ってください」と述べていました。
新しいこと、大きなことをやろうとすると、どうしても問題は出てくるもの。改善までには多少時間はかかるでしょうが、日中双方の消費者が1クリックで自由に物が買えるようになれば、生活はとても便利になります。

2010年6月にスタートした「Yahoo!チャイナモール」例えば日本からだと、ヤフーの専門ショッピングサイト「Yahoo!チャイナモール」(タオバオの商品約5000万点が購入可能)で、中国のかわいいデザインTシャツ(日本のファッション雑誌に出ているようなもの)が200円ほどで買えるのです。まとめ買いして、送料を安くすることもできるでしょう。パソコンの部品などが日本で買うより、安いものがあるのも魅力。
http://chinamall.yahoo.co.jp/ 

逆に中国からだと、タオバオの専門ショッピングサイト「淘日本(タオジャパン)」(ヤフー出店ストアの商品約800万点が購入可能)を利用します。
http://www.taojapan.com/ 

現在人気の商品として挙がっているのが、ニコン、オリンパスなどのデジタルカメラの最新モデル、携帯型ゲーム機(PSP)の日本限定版カラー(グリーン)のもの、シチズンの腕時計、パナソニックの美肌効果が期待されるという「ナノイー」のナイトスチーマー、日本でしか販売されていないバーバリーのブルーレーベル、ガンダムの2010年版のプラモデル、各種ベビー用品など……。
中には、中国小売店での販売価格より割安になるものもあるが、送料が多少高くついてもホンモノを買いたいという中国ユーザーの旺盛な消費意欲がうかがえます。

経済効果だけではありません。商品を購入することにより、日中両国の人たちの草の根交流が始まりますよね。互いの社会や文化への理解も深まる。そうした民間交流の促進も期待できます。
ヤフージャパンの場合、5年後、10年後に、ヤフーショッピング、ヤフーオークションに並ぶサービスとしてヤフーチャイナモールが入るくらいに知名度が上がり、サービスが定着していると、いろんな意味でいいなぁと思います。

――ネットショップで、消費者が不安を感じるのがニセモノ問題。ご著書でも何度か指摘されていますが、最近では 「日本の経産省が、中国のネットショッピング市場で流通する日本メーカーの商品は、多くがニセモノだとの報告書をまとめた」 というニュースもありました(「Record China」 7月12日付)。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100712-00000008-rcdc-cn
ネットショップにニセモノ商品が出回り、予想外の評判を落とすことは、堅実経営のショップや日本のメーカーにとっても大きな迷惑。ネットショッピング市場の健全な発展のためにも、ネットショップからニセモノを追放することはできないのでしょうか?

山本さん: タオバオ自身も「7日以内であれば返品、交換可能」「ニセモノがあった場合、その額の3倍の賠償金を払う」など、厳格なニセモノ排斥運動を実施。2010年3月までの半年間に、信用問題で約2万店舗を閉鎖しました。
確かにニセモノを作ったり販売したりしているのは悪いことですが、実際問題ニセモノをゼロにするのは難しい。個人的にはニセモノ、ニセモノと目くじらを立てるのではなく、発想を転換することが大事だと思っています。
かつてホンダのオートバイのニセモノが中国で出回りましたが、ホンダはそれを逆手に取ってニセモノ工場を買収し、安くて質のいいオートバイを中国市場に投入した。じつに懐が大きいやり方ですし、(ニセモノが多い)中国ではこうした「発想の転換」が必要だと個人的には思っています。
ニセモノ商品が出回って迷惑だと思うのなら、企業の出店プラットフォーム「タオバオモール」などを利用してホンモノを拡販していく。実は中国の消費者もホンモノが欲しい、ホンモノが買いたいという人が多いので、ホンモノがすぐに入手できるならニセモノはやがて淘汰されていくだろうと見ています。

――中国のネットユーザーは今年6月現在、約4億2000万人。オンライン書店や電子書籍を利用する人も増えているようですが、中国の出版・流通業は今後どうなると予測しますか?

山本さん: 最近は、北京の地下鉄で電子書籍を見ている人を目にするようになりました。キンドル(アマゾンが提供している電子書籍リーダーとコンテンツ配信サービス)やアイパッド(米アップルの多機能情報端末「iPad」)など、ハードウェアが普及すれば、広まるのでは?
中国ではすでに「ePad」「iped」などのアイパッドのコピー機が出回っているくらいですから(苦笑)。

中国最大のショッピングモール「淘宝網」と、その中にある「淘日本」また中国では、安くて質の落ちる海賊版の書籍でも売れるくらい、活字が読みたいというニーズがある。コンテンツの電子化で、さらにコピーされる危険はありますが、ネット小説のように電子化の後で書籍化されているものもある。
中国のネットユーザーは人口13億の約30%ですから、まだ紙媒体の需要はあるし、今後しばらくは紙媒体とネットが共存していくことでしょう。
けれども怖いのは、あと2、3年もしたら小学校でアイパッドが配られ、それを使って授業が進められるような時代が来るかもしれないこと。紙の教科書や本になじまない子どもたちが大人になったら、従来のメディア環境が大きく変わるかもしれませんね。

――中国ネットショッピング市場のこれからをどう見るか? また、中国進出を考える企業や個人にメッセージをお願いします。

山本さん: タオバオの2009年の取引額が約3兆円、2010年の目標が6兆円。しかし、日系企業のタオバオ参入はまだこれからです。
成功モデルとしても、企業ならユニクロ、フェリシモなどのいくつかですし、個人なら数えるほどしかないのでは? そういう意味で(市場に広がる)可能性はものすごく大きい。
ニセモノ排斥や翻訳レベルの向上、送料の適正化といった課題は残りますが、中国ネット市場が発展するのは間違いがない。10年ほど前まではネットユーザーの5割が米国人でしたが、アジアのネット人口が世界一になる時代もすぐそこまできています。
中国進出を考える企業や個人の皆さんには、勇気を持ってぜひチャレンジしてほしい。チャレンジをすれば先が見えるし、得るものもある。
企業であれば、まずヤフーショッピング内に出品するだけで、中国の2億ユーザーへの直接販売が可能になります。さらにそれでテストマーケティングをして、売れ行きが良ければタオバオに本格出店したり、中国法人を設立したりすることもできる。
タオバオとヤフーが出店サービスを提供していますし、タオバオへの出店サポートをしてくれる業者もいくつかあります(本書巻末にも記載)。個人であれば、さらに簡単な手続きで出品することができる。

中国ネット市場への参入は「まずはやってみる」という行動力と、「何があってもやりぬく」という強い意志が大事なのではないでしょうか。
私は、大学1年の夏休みに英国留学して自己主張の大切さをひしひしと感じ、在学中に立ち上げた学習塾では、自分で責任を持って経営することの楽しさ、難しさを学びました。2003年に訪れた中国各地では、とてつもないエネルギーを目の当たりにして、「(この勢いに)負けたくない。日本のためにも頑張りたい」と強く心に誓ったのです。

日本と中国の経済規模は2020年には米国やEU(欧州連合)を抜いて世界一になるといわれています。日本と中国が協力すれば、それはさらに発展する。こうした時代には、日本国内だけに留まっておらず、中国に進出して中国と一緒に成長すべきだと思っています。日本と日本人に元気を取り戻してもらい、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われた時代をもう一度、目指してほしいと願っています。

著者の山本達郎さん
【山本 達郎さん プロフィール】
1980年東京都生まれ。慶応義塾大学法学部を卒業。大学在学中に学習塾「ログラル個人指導塾」を立ち上げ、3年間経営を行った後に売却。大学卒業後は中国の北京語言文化大学に留学し中国語を学び、その後、アメリカのカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)でPre‐MBAコースを修了し帰国。
日本国内のベンチャー企業で働いた後、2006年4月、中国で日系、中国系企業に対してインターネット広告事業を行う会社、北京龍楽広告有限公司‐北京ログラスを設立。
北京ログラス 公式サイト: http://www.logras.jp/

 
   
   
bestsellere
総合
 

★『新京報』図書ベスト
(北京図書大廈、王府井書店、中関村図書大廈、三聯書店など、市内主要書店やネット書店のデータから統計)
2010年7月1日~7月7日

     
第1位:『1Q84 BOOK2』

第3位:『怒江之戦』

第6位:『中国自助游 2010年版』

第8位:『東宮』

第9位:『低炭陰謀:中国与欧美的生死之戦』

第10位:『永楽大帝』
 

1.『1Q84 BOOK2』
村上春樹・著(日) 施小煒・訳 南海出版公司 2010年6月初版


『1Q84 BOOK1』(第1巻)の中国本土版が今年5月に国内で発売されたのに続き、6月にはBOOK2が登場。『新京報』の週間ベストセラーでは、発売3週ほどでベストテン入りするとともに、堂々の第1位に輝いた(6月24日~30日統計分)。以来、トップの座を守っている。 


2.『杜垃垃3:我在這戦闘的一年里』(杜拉拉3:私のこの戦闘の1年で)
李可・著 江蘇文芸出版社 2010年5月初版


3.『怒江之戦』(怒江の戦い)
南派三叔・著 文化芸術出版社 2010年5月初版


戦後65年の今年は、抗日戦争期における中国ビルマ(現ミャンマー)遠征の終結65周年でもある。中国とインド、ビルマで繰り広げられた抗日戦は3年3カ月に及び、中国は兵力40万人を投入、うち死傷者は約20万人に上ったという。
悲壮な歴史を忘れてはならないと、このビルマ遠征軍を背景として歴史サスペンス小説を著したのが、人気作家の南派三叔氏。
1942年、孫立人らの第1次ビルマ遠征軍は中国・怒江で大敗を喫し、野人山の胡康河谷と呼ばれる場所で5万人の兵士を失う。ほどなくして深いジャングルの中では、証拠隠滅をはかるかのように、駐印英国空軍の飛行機が爆撃を始めていた。こうした折に、中国軍の特別選抜隊が派遣され、隠された野人山の秘密に迫るのだった。
従来の戦争・歴史小説とは異なり、サスペンス性に富みながら悲壮な歴史や激しい戦争、戦士たちの友情と裏切りを描いた新感覚の歴史小説。
作家自らが作詞した同名タイトルのテーマソングも作られ、中国の男性トップデュオ、羽泉(ユー・チュアン)が歌ったCDが本書に付いている。 


4.『好媽媽勝過好老師』(よい母はよい教師に勝る)
尹建莉・著 作家出版社


5.『藏地密碼8』(チベット・コード8)
何馬・著 重慶出版集団 2010年6月初版


6.『中国自助游(2010年版)
『中国自助游』編集部・編 陝西師範大学出版社 2010年1月初版


9年連続出版されている、人気の中国個人旅行ガイド2010年版。新しい観光スポット情報を約100カ所、最新のグルメ・宿泊情報を約500カ所、それぞれ増やした。
また358枚の美しい写真、2020カ所の有名スポット、158枚の最新地図をいずれも更新。毎年ページ数を増やしつつ、値段はすえおきというのも魅力だという。 


7.『1Q84 BOOK1』
村上春樹・著(日) 施小煒・訳 南海出版公司 2010年5月初版


8.『東宮』
匪我思存・著 新世界出版社 2010年7月初版


ネット小説で人気の女流作家として2005年のデビュー以来、14本の作品(うち3本はテレビドラマ化)を発表している匪我思存。新作は、架空の王朝を舞台にした皇子と異郷の姫とのラブストーリー。
西涼国の姫が和親(婚姻関係を結んで親善を保つ)のために、中原の地へとやってきた。しかし、政治的な理由により皇太子は異郷の姫とは婚姻関係が結べず、しかも彼には寵愛する妃がいた。その後、皇太子の地位をめぐる権力闘争が繰り広げられる。皇太子と西涼国の姫は、はからずも婚姻関係を結ぶことになるのだが……。
「東宮」(皇太子の住む所、皇太子)という皇宮よりも危険な場所、皇帝よりも危険なポストをテーマに、悲劇の愛憎物語を現代風にアレンジしている。 


9.『低碳陰謀:中国与欧美的生死之戦』(ローカーボンの陰謀:中国と欧米の生死の戦い)
勾紅洋・著 山西経済出版社 2010年5月初版


二酸化炭素や汚染物質の排出を抑え、エネルギー消費の削減をめざす「低炭素」(ローカーボン)スタイルが、世界で注目されている。
中国でも、欧州諸国などに続いて2012年前後から炭素税を導入、二酸化炭素排出量に応じて一定の税額を課す「定額税率方式」を採用することが計画されているようだ。
しかし、ローカーボンスタイルは本当にエコロジーなのか、エコの名を借りた新たな政治手段ではないか? 先進国が発展する中国にプレッシャーを与えるための便利な道具なのではないか――?
本書は、排出量取引や炭素税など、環境計画の現状を解説。その上で、計画の裏にひそむ政治的陰謀や、中国・インドといった新興国がこれにどう挑むかなど、国際政治・経済動向をふまえた“ローカーボン未来図”を予測する。 


10.『永楽大帝』
商傳・著 広西師範大学出版社 2010年5月初版


著者は現在、中国社会科学院研究生院(大学院)歴史学部の教授。本書は、中国中央テレビ(CCTV)の人気レクチャー番組「百家講壇」で講師の経験を持つ著者が、専攻する「明の第3代皇帝・永楽帝」について、わかりやすくまとめたもの。
その出生の秘密から、皇帝即位後の功績とされる北京への遷都、紫禁城の建設、北方・西南・ベトナム遠征、鄭和の大航海派遣、『永楽大典』『四書大全』の編纂、そして永楽帝が眠るという明の十三陵「長陵」の秘話までをやさしく解き明かす。
甥にあたる建文帝を倒して帝位を奪うなどの不正はあったが「中国史上、歴代帝王の中でも永楽帝はすぐれた皇帝であり、『永楽盛世』と呼ばれるにふさわしい繁栄の時代を築いた」と著者は語る。 


 
     

 

 

文・写真 小林さゆり
日本の各種メディアに中国の文化、社会、生活などについて執筆中。
著書に『物語北京』(五洲伝播出版社)
訳書に『これが日本人だ!』(バジリコ)

 

  Blog: http://pekin-media.jugem.jp/
   
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