1.『従頭到脚説健康』(頭から足まで健康を語る)
曲黎敏著 長江文芸出版社 2008年7月初版
2.『2008-北京CITY城市地図』
羅勇主編 地質出版社 2008年6月第4刷
北京市街地(5環路内外)の最新地図。北京南駅から地下鉄10号線、首都空港第3ターミナル、約500本の公共バス路線まで、ホットな交通情報を網羅している。地名のインデックス付きで、地図に防水加工のコーティングが施されているのもうれしい。
3.『北京奥運場館旅游交通図―場館篇』
中国地図出版社 2007年9月第2刷
北京五輪の競技場の場所をわかりやすく示した市街地マップ。各競技場のイラストや特徴なども併記されていて、読み物としても楽しめる。シリーズものとしてほかに「環境篇」「人文篇」「科技篇」「交通篇」「成果篇」などの地図がある。
4.『沈思録』(Meditations)
マルクス・アウレリウス著 何懐宏訳 中央編訳出版社 2008年2月初版
5.『求医不如求己2』
中里巴人著 江蘇文芸出版社
6.『紫陽花日記』
(日)渡辺淳一著 王智新訳 文匯出版社 2008年6月初版
あじさいの花言葉は、「浮気」「心変わり」。『産経新聞』の連載小説をへて、講談社から2007年10月に出版された『あじさい日記』の中国語版。中年の夫の浮気を、詳細に日記につづる妻がいた……。中国語版の帯には「男女間の情感の深淵を描く文学大作」とある。
7.『智弈』(The power of wisdom)
中胥英傑・李平著 清華大学出版社 2008年7月初版
中国第2の広告メディア集団に上りつめた「分衆メディア」の成功への軌跡を描く。中国企業にとって重要な財産とは、「創業精神+創新精神+連合理念」であると作者。とりわけ、「効率を下げる悪性の競争から離れ、連合理念を導入し、偏見をなくし、知恵を集めれば、より大きな成功をつかむことができる。本書を、国内企業のM&A(合併と買収)の新モデルに」と唱えている。
8.『用夢想填平溝壑』(Dreams pave the way)
姚莉著 北京出版社 2008年5月初版
国有企業、外資系企業などで長年管理職についていた作者が、ある日突然、仕事を辞めて、農民工(出稼ぎ労働者)の子弟のための職業教育学校を創設。「公平な教育で、貧富を結ぶ」「清潔、透明、高能率」などの非営利管理をモットーに、子供たちの未来を変えるために手を差し伸べた……。
作者の約10年にわたる奮闘をルポルタージュにまとめた本書は、「変革中の中国社会に育まれる新しい道徳力だ」「和諧社会の建設に有益」と感動をもって受け入れられているようだ。
9.『貨幣戦争』
宋鴻兵・編著、中信出版社
10.『2008第29届奥運会観賽指南』(第29回オリンピック観戦指南)
顧勇等編 化学工業出版社 6月初版
競技場へのアクセスや競技ルールなどをコンパクトにまとめた携帯型ガイドブック。
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