1)『目標管理―如何実施有效的業務評估』
(管理目標―いかに有効な業務評価を行うか、原題『On Target』)
ミシェル・L・ベクテル著(米)、馬素紅など訳 中信出版社ほか 2002年11月初版
「マネジメントの責任は、トップにあるだけでなく、社員一人ひとりの手の中にある」。適切な業務評価こそが、企業に最大の効果をもたらすと説く、マネジメントの解説本。日本では、原書のみが手に入る。
2)『像芸術家一様思考』(芸術家と同じような思考)
ベティ・エドワーズ著(米) 張索娃 訳 海南出版社 2003年4月初版
世界13の言語に訳され、合わせて250万冊を売り上げたというこの本。「右脳で描く」独自の美術教育法が、いまでは創造力を高めるトレーニングの教材として、IBMやアップル・コンピューター、ディズニーなどの大企業に取り入れられているという。
日本では『脳の右側で描け』(エルテ出版)というタイトルで、翻訳出版されている。
3)『海辺的卡夫卡』(海辺のカフカ)
村上春樹 著(日)/林少華 訳 上海訳文出版社 2003年4月初版
4)『管人的真理』(管理者の真理)
スティーブン・P・ロビンズ著(米)/王敏 訳 中信出版社 2003年3月第4刷
マネジメント実践のためのバイブル。世界で累計200万冊を売り上げた人気書となっている。採用からモチベーション、リーダーシップ、チーム作り、衝突の処理まで、企業に必要な63の「真理」を解き明かしている。邦訳本は『マネジメントの正体―組織マネジメントを成功させる63の「人の活かし方」』(ソフトバンクパブリッシング)。
それにしても、外国で人気のビジネス書があると、リアルタイムで翻訳出版する中国には勢いを感じてしまう……。
5)『我把青春献給你』(青春をあなたに捧げる)
馮小剛 著/金麗紅など責任編集 長江文芸出版社 2003年3月初版
6)『自動自発』(原題『Willingness』、進んでやる)
エルバート・ハバード著(米)/陳書凱 編訳 機械工業出版社 2003年6月第5刷
「自動自発」とは「要求したり、強制したりする人がなく、自覚して自分のことをバツグンにやり遂げること」。『ガルシアへの手紙』で「成功する人」の秘訣を説いた著者による、あらゆる社会人のための自己啓発本である。
7)『我的非正常生活』(私の異常な生活)
洪晃 著 海南出版社 2003年3月初版
8)『北島詩歌集』
北島 著 南海出版公司 2003年1月初版
1949年北京に生まれ、現在はアメリカに居住する現代作家・北島の詩集。「労働/手,/地球を囲む」「平和/帝王が死んだ場所/あの槍から枝が伸び、発芽して/障害者の杖になった」
「多事之秋」「在天涯」「可疑之処」などの作品もある。短くも鋭いことばに込められた、北島の思いは深い。
9)『身份』(原題『L'identite』) ミラン・クンデラ著(仏)/董強 訳
上海訳文出版社 2003年2月初版
10)『誰説大象不能跳舞?』(象が踊れないなんて誰がいった?)
ルイス・V・ガースナー著(米) 中信出版社 2003年3月第2刷
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