1.『青春』 
                                                                        韓寒・著 湖南人民出版社 2011年9月初版 
                                                                         
                                                                        2.『光明与磊落』(光明と磊落) 
                                                                        韓寒・著 湖南文芸出版社 2012年4月初版 
                                                                         
                                                                        中国の若手作家にしてオピニオンリーダー、カーレーサーの韓寒。17歳の時にリアルな高校生活を描いたデビュー作『三重門』が200万部のベストセラーになり、各国で翻訳された。米誌『TIME』で紹介され、ブログは5億超のアクセス数を誇る人気作家だ。最近は「使っている言葉が古い」などとして代筆疑惑が持ち上がったが、その疑惑を打ち消そうとしたのが本書。 
                                                                        『光明』と『磊落』の2冊からなり、前者には未発表の詩や雑文が、後者には『三重門』の手書き原稿(全文)や、未採用原稿の一部などが収められる。タイトルは中国語の「光明磊落」(公明正大である)から来ており、韓寒の反駁の意思が込められているという。  
                                                                         
                                                                        3.『大故宮』 
                                                                        閻崇年・著 長江文芸出版社 2012年2月初版 
                                                                         
                                                                        4.『好媽媽勝過好老師』(よい母はよい教師に勝る) 
                                                                        尹建莉・著 作家出版社 
                                                                         
                                                                        5.『愛你是最好的時光』(あなたを愛するのは最高の時) 
                                                                        匪我思存・著 新世界出版社 2012年2月初版 
                                                                         
                                                                        6.『不一様的卡梅拉』(異なるカメラ) 
                                                                        Chrisian Jolibois作 Christian Heinrich絵、二十一世紀出版社 2006年10月初版 
                                                                         
                                                                        7.『你若安好 便是晴天:林徽因伝』(あなたが無事なら晴天に:林徽因伝) 
                                                                        白落梅・著 中国華僑出版社 2011年9月初版 
                                                                         
                                                                        林徽因は、中華人民共和国の第一世代の女性建築家。中国の国章のデザインにかかわり、天安門広場の人民英雄記念碑の設計者の1人でもある。中国の文学者・思想家の胡適に「中国一代の才女」と称され、夫は建築史家、建築家の梁思成。当時の文壇の金岳霖、徐志摩などとの交友もあったという。 
                                                                        「20世紀中国の最も伝奇的な女性」といわれる林徽因の生涯を、現代の才女・白落梅が史実に基づき、生き生きと描く。  
                                                                         
                                                                        8.『蕙蘭瑜伽1:生活方式与自然療癒』(蕙蘭ヨガ1:ライフスタイルと自然治癒) 
                                                                        張蕙蘭など著 江蘇科学技術出版社 2012年3月初版 
                                                                         
                                                                        著者の張蕙蘭氏は、現代中国の「ヨガの母」として知られるヨガ指導の第一人者。誰でもカンタン、安全、効果的にできるヨガのトレーニング「蕙蘭ヨガ」を編み出して、テレビやDVD、CD、書籍などで普及に努める。 
                                                                        本書はシリーズ全3巻の1つ。糖尿病、喘息、便秘、うつ病などの治療に効果的とされるヨガの養生法や、ヨガを取り入れて容易にできる睡眠法、鼻腔の塩洗い法、呼吸調整術、リラックス術などを紹介。健康を長く保つためのヨガの秘密を、やさしく説き明かす。 
                                                                        ヨガ・トレーニングのDVD付き。  
                                                                         
                                                                        9.『鼎立南極――崑崙站建站紀実』(南極に鼎立する――崑崙センター建設記) 
                                                                        張鋭鋒・著 陝西人民出版社 2011年12月初版 
                                                                         
                                                                        中国の南極観測と、観測センター建設の一部始終を見つめたノンフィクション。 
                                                                        中国は1985年2月2日、南極に観測センター「長城センター」を、89年2月26日「中山センター」を、さらに2009年1月27日「崑崙センター」をそれぞれ建設。うち崑崙センターは、中国にとって南極の最内陸にあり最高海抜にある、極地考察の世界レベルに達した「第一の陣営」だという。 
                                                                        中国の作家、張鋭鋒氏が、観測隊員への綿密な取材や膨大な資料を通して、崑崙センター建設と南極観測の知られざる全容を描く。中国極地研究センター、国家海洋局などの推薦書。  
                                                                         
                                                                        10.『遇見未知的自己』(未知の自分に出会う) 
                                                                        張徳芬・著 華夏出版社 2008年1月初版 
                                                                         
                                                                        著者は、台湾で有名な元アナウンサー(Anchor)で、米カリフォルニア大学でMBAを取得。2002年からは心理カウンセリングの研究を深め、07年に台湾で出版した“心の成長の小説”『遇見未知的自己』がベストセラーに。本書はその大陸版。これまでに台湾と大陸の両岸で、合わせて40万部を超えるヒットを飛ばした。 
                                                                        サブタイトルは「都市身心霊修行課」(都市の心身の精神修行課)。 
                                                                        「自分は誰で、誰でないか」「なぜいつも楽しくないか――本当の自分を失う」「未知の自分」「吸引力のルール」「潜在意識の人生モデル」「自分の世界を創造する」などのトピックから、よい精神状態の保ち方、癒し方、自己啓発の方法などをわかりやすく説く。  
                                                                         
                                                                         |