第18回京都大学人文科学研究所TOKYO漢籍SEMINAR 漢籍の遙かな旅路2─日本への旅路─

投稿者: | 2022年12月28日

第18回京都大学人文科学研究所TOKYO漢籍SEMINAR 漢籍の遙かな旅路2─日本への旅路─《今回の概要》
テキストの「情報」が瞬時に世界を駆け巡る時代。古くから東ァジアの文化に影響を及ぽしてきた中国古典籍(漢籍)のテキストも、いまでは全文画像や電子テキストとして容易に閲覧することができるようになっています。テキストの校訂にやや難を残しているとはいえ、コンピューターによる検索の便宜は圧倒的で、私たちの研究のスタイルすら大きく変わりつつある現実は否むことができません。それでも、「モノ」としての手ごたえを失ったテキストに、なにかしら物足りない思いを抱いている方も少なくはないのではないでしょうか。
『日本国見在書目録』から『経籍訪古志』にいたるまで、我が国に伝来した漢籍に関する研究には膨大な蓄積があり、それは今も営々と引き継がれています。宋元版や五山版など、天下の孤本とされるような有名な典籍についてはいうまでもありませんが、ごく一般的な普通本についても、漢籍の伝来にはそれぞれに秘められた物語が隠されていることでしょう。
今回は特に日本に伝来した漢籍をテーマとして、それぞれの漢籍の「モノ」として の語りに耳を傾けてみたいとおもいます。

▼日時:2023年3月6日(月) 10:30~16:00
▼会場:学術総合センター内 一橋大学一橋講堂中会議室
東京都千代田区一ツ橋2-1-2
アクセス >>
▼プログラム
海を越えた韓書と漢籍 矢木毅(京都大学人文科学研究所教授)
生きて帰りし書物─漢籍の往還をめぐって─ 永田知之(京都大学人文科学研究所准教授)
海西と海東の『王勃集』 道坂昭廣(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)

▼参加定員:80名(申込み順)
▼申込:聴講ご希望の方は、下記URLのフォーム(準備中)から氏名・連略先(住所・電昌番号・E-mailアドレス)をこ記入の上、お申し込みください。(2月24日(金)17:00締切。
受講票(ハガキ)をお送りいたします。(2月下旬から順次発送)
会場ではなくオンラインに夜開催になる場合があります。
URL:http://www.kita.zinbun.kyoto-u.ac.jp/2023_kanseki_tokyo

LINEで送る
Pocket