2023年コレクション展Ⅰ[特集2] 中国明清の書画篆刻 梅舒適コレクションの精華

投稿者: | 2022年12月28日

中国明清の書画篆刻 梅舒適コレクションの精華特集2では、戦後日本を代表する書家・篆刻家である梅舒適(1916~2008、本名:稲田文一)が長年にわたって収集した文物のなかから、中国明・清時代の優品約90件を精選して紹介します。

独自の金石研究に立脚した慧眼で選りすぐられた作品群は、明代中期に活躍した文人・文徴明(1470~1559)にはじまり、清代中期に揚州を舞台に活躍した書画家たち・揚州八怪、中国最後の文人と称される呉昌碩(1844~1927)にまでおよび、書・画・篆刻を網羅している点に特徴があります。

初の大規模な公開となる梅舒適コレクションの精華を、心ゆくまでご堪能ください。

▼会期:2023年1月21日(土)~4月9日(日)
第Ⅰ期:1月21日(土)~2月19日(日)
第Ⅱ期:2月28日(火)~4月9日(日)
会館時間:午前10時~午後6時(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日、2月20日(月)~27日(月)
▼会場:兵庫県立美術館 常設展示室6
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
アクセス >>>
URL:https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/j_2301/tokushu2.html
▼観覧料:一般 500(400)〔300〕円/大学生 400(300)〔200〕円/70歳以上 250(200)〔150〕円/高校生以下無料
障害のある方 一般 100(100)〔50〕円/大学生 100(50)〔50〕円


◆ 2023年コレクション展Ⅰ[特集1] 虚実のあわい

2023年コレクション展Ⅰ[特集1] 虚実のあわい

ギリシャ神話のピュグマリオン伝説では、自ら彫刻した女性像に恋をしたピュグマリオンが女神アフロディテに祈り、像が生きた女性になったという物語が伝えられています。この伝説にあるように、古来より美術作品は虚構と現実のあわいをゆれ動く側面があったといえます。

特集1では、当館の近現代の作品の中でも「リアル」を追求しながら同時に「フィクション」であろうとする、またその逆に「フィクション」でありながら現実世界の在りようを如実に表す、といった虚実のあわいに位置する作品を展示して、その多様な表現をご紹介します。

▼会期:2023年1月21日(土)~7月23日(日)
▼会場:兵庫県立美術館 常設展示室1階、2階

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