▼会 期：2023年10月14日（土）～11月26日(日)
▼会 場：黒川古文化研究所 〒662-0081 兵庫県西宮市苦楽園三番町14－50
▼時 間：午前10時～午後4時（入館は午後3時30分まで）
▼入館料：一般500円 高大生300円 中学生以下無料
※20名以上の団体は2割引
▼休館日：毎週月曜日
▼後 援：西宮市教育委員会
東西交流といえば唐のシルクロードが有名ですが、その動きは魏晋南北朝時代には既に活性化しており、前半には冠飾などの金製品、後半には水瓶などの響銅製品が、西方からの影響によってつくられ始めるなど、使用する器物にも変化が認められます。これらは朝鮮半島を通じて日本列島にも伝わり、西方由来の文化が遠く離れた東アジアの極地に届いた証左となります。
今回の展示では、当研究所と和泉市久保惣記念美術館・白鶴美術館・大和文華館の所蔵品から、金・響銅・青銅などの金属器と銭貨をあわせて展示し、器物の変化の背景に迫ります。展示品を通して当時の人々の生活や文化にふれて頂ければ幸いです。
※展示室内は一切の撮影行為を禁止しております。ご了承ください。（ロビー、バルコニー等は撮影可）
▼関連イベント
JSPS科研費「漢晋変革の考古学的研究」成果報告会
11月５日（日）13:00～15:30
会場：一階 講演室
「古蜀青銅器の化学分析報告」
講師：岡村 秀典 氏（黒川古文化研究所 所長）
「三国時代の雲南」
講師：柿沼 陽平 氏（早稲田大学文学学術院教授）
▼鑑賞講座
展観の鑑賞の手引きとなる講座を行います。
各 回：13:30～15:00
会 場：一階 講演室
「金属器からみた魏晋南北朝の変革」
10月28日(土) 講師：馬渕 一輝 氏 （黒川古文化研究所 研究員）
「六朝書画−伝世品の諸問題−」
11月11日 (土) 講師：飛田 優樹 氏 （黒川古文化研究所 研究員）
「江戸時代に親しまれた魏晋南北朝の故事と画題」
11月18日 (土) 講師：川見 典久 氏 （黒川古文化研究所 研究員）
