【展示】日中平和友好条約締結45周年記念展 PartⅢ 土から生まれるいのち:彫刻家セツ・スズキと中国玉石作品展(日中友好会館美術館)

投稿者: | 2024年2月13日

日本と中国の彫刻芸術をテーマにした新しいコラボレーション展覧会!

日中友好会館美術館では、2024年3月5日(火)から3月24日(日)まで、日中平和友好条約締結45周年を記念する第三弾として「土から生まれるいのち -彫刻家セツ・スズキと中国玉石作品展-」と題し、アートハウスSTUDIO8、御雲文化発展株式会社との3者共催により、日本と中国の彫刻芸術をテーマにした新しいコラボレーション展覧会を開催します。

◆開催概要

展覧会名:

日中平和友好条約締結45周年記念展 PartⅢ
『土から生まれるいのち -彫刻家セツ・スズキと中国玉石作品展-』

会期:2024年3月5日(火)~同年3月24日(日) ※18日間
開催場所:日中友好会館美術館
〒112-0004 東京都文京区後楽1丁目5番3号 後楽国際ビルディング1 階
アクセス:https://jcfcmuseum.jp/access/
休館日:毎週月曜日
開館時間:10時~17時 *3月8日、15日、22日の金曜は20:00まで
入館料:無料

◆オフィシャルウェブサイト:https://jcfcmuseum.jp/events/event/2024-01/

◆彫刻家セツ・スズキと本展の見どころ

土に生まれ、土に魅了されている彫刻家、セツ・スズキは茨城県八千代町に生を受け、縄文時代から人が住みつき農耕を行なっていた広大な農地の中にアトリエを設け、アート制作と農耕の生活を送っています。

その作品は、ロダンを彷彿とさせる初期のリアリスティックな彫像から、人間を超えた姿を表現するゴシック調の作品に進み、さらに先住民族のアニミズムを思わせる作品、そしてバングラデシュ、インド、ネパールなどの水田で「ラカン」の顔をつけた無数の赤い柱を展開する「田植(TAUE)プロジェクト」に行きつきます。これは、セツ・スズキが彫刻の歴史を逆にたどっている訳ではなく、人間と社会について、より根源的に迫ろうという試みです。彼は、最近の創作活動を「遺伝子に組み込まれた農耕民族としての記憶」への回帰と呼びます。そして、その記憶はアジアにおける農耕発祥の地である中国の黄河、長江地域から伝わったものだと述べています。

農耕民族にとって、土は生活と文化の根源です。土から生み出される農産物を食べ、蓄え、加工し、他の財物と交換することによって、社会が成り立ちます。土から出てくる翡翠やメノウに価値を見出して尊ぶ中国の文化も、彼が追求している芸術と同じく、土に対する畏敬の念と愛着を原点としています。

本展では、セツ・スズキの作品と中国の高名な玉石彫刻家18名による作品約100点を展示します。その繊細な石彫技術と斬新なデザインは、見るものに大きな感銘を与えるでしょう。「土から生まれるいのち」という共通項のもと、日本の前衛アートと中国の伝統的な石彫芸術のコラボレーションを是非お楽しみください。

◆主催:公益財団法人日中友好会館、アートハウスSTUDIO8、御雲文化発展株式会社

◆後援:中華人民共和国駐日本国大使館、中国文化センター、日中友好議員連盟、一般社団法人日中協会、一般財団法人日本中国文化交流協会、一般財団法人日中経済協会、公益社団法人日本中国友好協会、日本国際貿易促進協会、一般財団法人日本アジア共同体文化協力機構、茨城県結城郡八千代町、八千代町教育委員会、田植プロジェクト実行委員会、川と沼と森の会、株式会社IFA、リイマジンコンサルティング株式会社、株式会社岡宮美術、NPO法人日中文化交流推進会

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