アメイジング・チャイナ 深淵なる中国美術の世界(松岡美術館)

投稿者: | 2023年9月20日

 

松岡美術館の広範な中国美術コレクションから、北斉~唐時代の金銅仏とともに、明~清時代の漆器、陶磁器、玉器、絵画を展示いたします。
とくに明清絵画は、板倉聖哲 東京大学東洋文化研究所教授による調査・監修のもと画冊と画巻の優品を選りすぐり、前期に明代、後期に清代の作品をご覧いただきます。題字や跋文も可能な限り展観し、明清時代の画家と文化人たちのネットワークを映し出します。
陶磁器では、松岡美術館の代表作品《青花龍唐草文天球瓶》を、多くのお客様からのご要望にお応えして再び展示いたします。世界に数点しか存在しない明時代初期の名品を今一度ごゆっくりご覧ください。
玉器は、台北故宮博物院《翠玉白菜》に通じる《翡翠白菜形花瓶》のほか、古代青銅器の文様である饕餮(とうてつ)文や虁(き)鳳(ほう)文が彫りこまれた作品を集め、清時代の仿古の潮流を味わっていただきます。
超絶ともいえる工芸の粋と、長い歴史に育まれた文化の奥深さを堪能してください。
(同時開催は「昭和の日本画と洋画 松岡翁 (1894–1989) 晩年の眼力」。また、通年企画として「古代オリエント 創造の源」を開催します。)

▼会期
前期 2023年10月24日(火)~12月10日(日)
後期 2023年12月12日(火)~2024年2月11日(日・祝)
*明清絵画のみ展示替えいたします。

▼会場
松岡美術館
〒108-0071 東京都港区白金台5丁目12番6号

▼休館日
毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
年末年始(2023年12月29日(金)~2024年1月4日(木))

▼開館時間
10時~17時(入館は16時30分まで)
第1金曜日 10時~19時(入館は18時30分まで)

▼入 館 料
一般 1,200円/25歳以下 500円
高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方 無料

▼公式HP:https://www.matsuoka-museum.jp/contents/7574/

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