学習院大学東洋文化研究所設立70周年記念シンポジウム 世界に展開する東洋学―海外と日本の中国史研究―

投稿者: | 2022年11月16日

学習院大学東洋文化研究所設立70周年記念シンポジウム

学習院大学東洋文化研究所は、日本における東洋学研究の拠点として1952年に設立され、今年、70周年を迎えます。このことを記念して、「世界に展開する東洋学ー海外と日本の中国史研究ー」と題する国際シンポジウムを開催する運びとなりました。 今回の企画では、東洋学の中でも東洋史学、とりわけ中国史研究に焦点を当て、世界各地ではどのような特徴をもった中国史研究が行われているのか、また、それらが日本における中国史研究とどのように連携していて、日本の中国史研究をどのように評価しているか、ということをテーマに、世界各国および日本国内の中国史研究者をお招きして、それぞれ講演およびコメントをいただきます。

会場:学習院大学創立百周年記念会館3階小講堂
アクセス >>>

12月17日(金)
12:00 開会
12:05~14:05 基調講演 中国史研究の時空間─内藤湖南から東部ユーラシア史まで─ 佐川英治(東京大学)
第1部 各地における中国史研究の地域的特徴 司会:海老根量介(学習院大学)
13:30~14:05 東洋史から東アジア史へ:韓国における中国古代史研究 金秉駿(ソウル大学)
14:20~15:20 10世紀以前のベトナム漢字銘文と碑刻からみる東アジア文字と文化交流 丁克順(ベトナム社会科学院)
15:20~16:20 言語学から概念史へ:中国学の学際的転換 カイ・フォーゲルザンク(ハンブルク大学)
16:40~18:40 総合討論

12月18日(土)
第2部 個別テーマによる中国史研究の深化 司会:小野泰教(学習院大学)
13:05~14:05 長沙五一広場簡牘:後漢長沙郡臨湘県の在地生活と地域社会の分析 黎明釗(香港中文大学)
14:05~15:05 変化する献身の姿:北朝(386-589)時代の中国における孝子故事のイメージ キース・ナップ(サウスカロライナ軍事大学)
15:15~16:15 再発見に失敗したのか?1900年~2022年における法家の世界的研究動向:『商君書』の事例を中心に ユーリ・パインズ(ヘブライ大学)
16:30~18:30 総合討論
18:30~18:35 閉会

ハイフレックス方式(ZOOM+対面)にて開催致します。

※参加希望者はこちらの申込みフォームにご記入し、お申込みください。
(登録締切:12月5日(月)17時まで。Zoomリンク・資料のご案内はシンポジウム当日の午前までにお送りいたします。)

URL:https://www.gakushuin.ac.jp/univ/rioc/index.html

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