1.『春宴』
安妮宝貝・著 湖南文芸出版社 2011年8月初版
若手の人気女性作家、安妮宝貝の最新長編小説。約30万字という、作家にとっては初の大作。2人のヒロイン、周慶長、沈信得の異なる“愛”の選択を、幻想的、暗示的に描き出す。もともと3月の出版を予定していたが、宗教的色彩の強い内容が問題となり、8月までずれ込んだという。
2.『百年孤独』(百年の孤独)
G.ガルシア=マルケス著(コロンビア) 范曄・訳 南海出版公司 2011年6月初版
3.『我的不完美』
劉若英・著 上海文芸出版社 2011年8月初版
台湾の人気歌手で女優の劉若英(レネ・リウ)、5年ぶりの著作。
さまざまな“愛”のかたちや日々の思いを、14本のエッセイ、3本の小説、52編の詩にして、のびやかに綴る。
「自分に誠実に向き合うのは、時として難しい」「(過去のロマンスやプライバシーの公開はないけれど)この本を開けば、私の躍動するハートを知ることができるでしょう」(まえがき)とレネ・リウは、屈託なく打ち明ける。
4.『草様年華4 盛開的青春』
孫睿・著 長江文芸出版社 2011年8月初版
『草様年華』はもともとネット配信で人気を博し、2008年から09年にかけて「草様青春三部曲」として単行本化。その3巻本で合わせて100万部のベストセラーとなり、「青春文学の代表作」といわれている。
第4巻となる本書は、『草様年華』の番外終結編。大学1年生になった主人公・鄒飛の青春の迷いや焦り、初恋のときめきが、ルームメートやクラスメートなど魅力的な登場人物たちとともに描かれる。
サボタージュやゲーム狂、サッカーマニアなど、小説で表された自由奔放なキャンパスライフは、現代っ子たちのリアルな生活の一部を映し出している、といわれる。
5.『好媽媽勝過好老師』(よい母はよい教師に勝る)
尹建莉・著 作家出版社
6.『子不語3』
夏達・編絵 新世紀出版社 2010年7月初版
2009~2010年、『ウルトラジャンプ』(集英社)誌上で好評連載されたファンタジー漫画『誰も知らない ~子不語~』のオリジナル版第3巻。
都会から田舎町へと越した少女・莫語(モウ・ユウ)は、精霊や仙人たちと交流できる不思議な能力を持っていた……。幻想的なペンタッチが、その独特な中国ファンタジーを楽しませてくれる。
7.『卑鄙的聖人:曹操』(卑劣な聖人:曹操)
王暁磊・著 江蘇文芸出版社 2011年6月初版
8.『抉択時刻』(原題『Decision Points』、決断のとき)
ジョージ・W・ブッシュ著(米) 東西網・訳 中信出版社 2011年8月初版
「9.11」世界同時多発テロ、イラク戦争、金融危機といったアメリカ激動の時代に、時の大統領はどのように重大な決断を下したのか……。率直な内面の吐露がここに初めて明かされる。
日本では『決断のとき』(上下巻)として今年4月、日本経済新聞出版社から翻訳出版されている。
9.『人間正道』
韓毓海ほか著 中国人民大学出版社 2011年7月初版
北京、香港、上海の学者による中国共産党論。
その歴史や伝統の解説とともに、現在8000万人という巨大党員をほこる中国共産党の教育・動員・組織能力や、政策・戦略の決定能力などについて解き明かす。
「世界的視野で中国の道をよく見つめ、中国共産党の勝利の道を研究し、中国の体制・文化の自覚と自信を再建する」と本書にある。
10.『笑猫日記:小白的選択』(笑う猫の日記:シャオバイの選択)
楊紅桜・著 明天出版社 2011年6月初版
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