1.『全世界人民都知道』(世界の人はみな知っている)
李承鵬・著 新星出版社 2013年1月初版
人気作家でブロガーの李承鵬氏最新エッセイ集。
愛国主義から食の安全、土地の強制収用まで、率直な辛口エッセイ60本余りをまとめる。。
2.『看見』(見る)
柴静・著 広西師範大学出版社 2012年12月初版
3.『正能量』(原題『Rip It Up: The Radically New Approach to Changing Your Life』)
リチャード・ワイズマン著(英)/李磊・訳 湖南文芸出版社 2012年7月初版
4.『我所理解的生活』(私が理解する生活)
韓寒・著 浙江文芸出版社 2013年1月初版
中国の若手人気作家でオピニオンリーダー、さらにはレーシングドライバーやモデルとしての顔もあわせ持つ才人、韓寒。2011年末から12年初めにかけて、中国の革命、民主、自由をテーマにした独自の考察をブログで発表し、中国のネット世論を騒がせる問題となった。
この「韓三篇(編)」と呼ばれる3本の文章では、「現在の中国では国民の素養が低いから革命は起こらない」などと主張。「急進派が保守派に転向した」と指摘されるほどの変節ぶりで、これがもとで彼への支持をやめた人も多かったようだ。
本書では「30歳の韓寒、初めての自己分析」をキャッチコピーに、作家が近年発表したエッセイなどをまとめる。問題の「韓三篇」(「談革命、説民主、要自由」)も収録される。
5.『只有医生知道!』(医者だけが知っている!)
張羽・著 江蘇人民出版社 2012年12月初版
妊娠、出産をめぐる女性の体と病気を知る“百科全書”。
「どんなインテリ女性でも、自分の体の理解度は5%に満たない」と表紙にある。そこで本書は、中国の有名病院、北京協和病院の張羽産婦人科副教授が「医者だけが知る」専門知識をわかりやすく教える。
「絶対安全な安全期はない」「子宮外妊娠は不定時爆弾」「出産後の“黄金の5分間”」「子宮:子どもを産まないと筋腫を生む」「中国式の医者と患者の関係:相互不信」など、とくに女性が知っておきたい大切な健康知識が詰まっている。
6.『暁説』(はっきり言う)
高暁松・著 北京聯合出版公司 2012年11月初版
中国の有名な音楽プロデューサーで映画監督、ミュージシャン、作家……とマルチな才能を発揮する高暁松。
中国の動画サイト「優酷」で、2012年3月から毎週土曜朝に約20分のトーク番組「暁説」を配信している。本書はその番組を記録したもの。
内容は「史上最強の宦官、鄭和の大航海時代」から自身が直面した「米国社会のがん」、さらに「サッカー欧州リーグの陰謀論」まで歴史や世界、ホットな話題と多岐にわたり、痛烈トークが評判に。
動画配信35回までの総再生数は、のべ8300万回。中国の高速鉄道、飛行機、高速バス、浙江衛星テレビなどでも配信されて注目された。本書の刊行で「暁説ファン」がさらに増えるか?
7.『誰的青春不迷茫』(迷わない青春はない)
劉同・著 中信出版社 2012年12月初版
8.『你若安好 便是晴天:林徽因伝』(あなたが無事なら晴天に:林徽因伝)
白落梅・著 中国華僑出版社 2011年9月初版
9.『好媽媽勝過好老師』(よい母はよい教師に勝る)
尹建莉・著 作家出版社
10.『鄧超明創業筆記』(鄧超明の創業メモ)
鄧超明・著 新世界出版社 2012年10月初版
「現代中国の傑出した広告人」「中国で最も影響力のある10大広告エージェント」などに選出された、互通国際広告公司の鄧超明董事長(代表取締役)兼CEO。
「10年前は、都市の蟻族(高学歴ワーキングプア)。10年後は、広告会社の董事長兼CEO」とある通り、その半生40年余りの紆余曲折と、起業10年余りの挫折と栄光をつぶさに伝える。
「どんな逆境に遭っても(鄧氏は)人生の方向性を見失わなかった」「企業の苦境脱出経験が記された第1級資料」とビジネス界の評価も高く、現在と未来の起業家に贈るすぐれた起業バイブルとされる。
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