1位 『蛇為什吗会飛』(蛇がなぜ飛べるのか)
蘇童著 雲南人民出版社
蘇童は蘇州市生まれで、今年39歳。しばらく長編小説を発表していなかった作者の待望の新作で、これまで歴史を題材に書いてきた作者の初めての現代小説でもある。
2位 『向左走 向右走』(私は左 僕は右)
幾米著(台湾) 北京三聯書店
幾米(ジミー)は、台北在住の絵本作家。ちょっとせつない、心にしみるラブストーリーで、日本でも『君のいる場所』(小学館)として翻訳出版されている。
3位 『上海的女兒』(上海の娘)
周釆芹著(米国) 何毅華訳
有名な京劇俳優、周信芳(芸名・麒麟童)の娘で、米国の女優、周釆芹(Tsai Chin)の自伝。米国、英国で『Daughter of Shanghai』として15年前に出版、今回大陸で初めて翻訳された。周釆芹は、93年の米国映画「ジョイ・ラック・クラブ」などに出演している。
4位 『2002FIFA世界杯足球賽観戦指南』
講談社編(日本) 陳越ほか訳 上海文藝出版社
講談社が出版した『2002FIFA ワールドカップ公式ガイドブック』の翻訳本。公式出場32カ国選手576人とチーム完全写真&データや2002優勝候補戦力徹底比較分析、ポジション別注目選手44人全解剖などのデータが満載だ。38元とやや高額にもかかわらず、「中国チーム初のワールドカップ参加」に沸く上海っ子の間で売れている。
5位 『蛋白質女孩』(プロテイン・ガール)
王文華著(台湾) 上海人民出版社
台湾の若手男性作家、王文華の作品。台北の若い男女の恋愛模様をスタイリッシュに描いた作品で、瑞々しい言語感覚も人気のひとつ。ビビッドなオレンジ色の装丁はしゃれているうえに、目を引く。本文のレイアウトもゆったりめで、一頁の文字数も少ない。装丁も本の売り上げを左右するようになってきている
6位 『我的心中毎天開出一朶花』(私の心には毎日花が咲く)
幾米著(台湾) 遼寧教育出版社
2位の『向左走 向右走』と同じ、台北在住の絵本作家、幾米の短編集。若い女性たちの間で人気の作品。初版は今年2月で、4月に2刷りとなった。
7位 『誰動了我的奶酪』(チーズはどこへ消えた)
スペンサー・ジョンソン著(米国) 呉立俊訳 中信出版社
日本でも『チーズはどこへ消えた』として出版された、大ベストセラー。2001年9月に発刊して以来、版を重ねている。週によっては11位以下にも落ちることもあるが、今だベストテンの常連。現在、第18刷。
8位『我能動誰的奶酪?』(チーズを消すことができるか)
陳彤著 中国青年出版社
大ベストセラー『チーズはどこへ消えた』への反論本。2002年2月に発刊。作者は『中国青年報』に籍を置きながら、小説やエッセイなどの著作もある女性作家。
9位 『一分鐘的你自己』(1分間意思決定)
スペンサー・ジョンソン著(米国) 王岩訳 延辺人民出版社
『チーズはどこへ消えた』で一躍有名になったスペンサー・ジョンソンの1分間シリーズの中の1冊。日本でも『1分間マネージャー』『1分間ママ』などが翻訳出版されている。
10位 『游遍中国2002年新版』(中国の歩き方 2002年新版)
天域北斗図書信息諮詢有限公司編 山東省地図出版社
いわば、「中国版歩き方」。2000年12月に発刊以来、順調に版を重ねて現在、新版が第9刷。主要都市の時刻表や各民族の主要な伝統行事なども掲載されている。
少女漫画タッチのイラストが随所にちりばめられている。4月の初版だが、同月中に第2刷。
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