1.『従頭到脚説健康』(頭から足まで健康を語る)
曲黎敏著 長江文芸出版社 2008年7月初版
2.『沈思録』(Meditations)
マルクス・アウレリウス著 何懐宏訳 中央編訳出版社 2008年2月初版
3.『明朝那些事儿(伍)』(明朝それらのこと5)
中当年明月著 中国友誼出版公司 2008年3月初版
4.『迷迭之翼』
月星汐著 新世界出版社 2008年8月初版
ベストセラー『淘気少女的愛情無間道』(おてんば少女の愛情一直線)の著者の最新作。
貴族学校に通う女子生徒の藍瑰児は、ウサギの皮をかぶった「四大悪人」の1人。クールな王子・慕雪寒は、学校の平穏のために、藍瑰児を追い出そうと戦いに挑むのだが……。
漫画風のイラストを挟みつつ、ポップでユーモラスな筆致で描かれる学園ラブコメディーだ。
5.『丑陋的中国人』(醜い中国人)
柏楊著 人民文学出版社 2008年4月初版
6.『常勝思考』
大川隆法・著(日) 弘誠訳 新世界出版社 2008年8月初版
幸福の科学出版から02年1月に日本で出版された『常勝の法―人生の勝負に勝つ成功法則』の中国語版。人生の成功法から、企業経営で勝つ法則、不況の乗り切り方まで、さまざまな場面で活用できるという「21世紀の兵法」を解説する。
「本書を精読すれば、性別や年齢、国籍を超えて、あなたの前に勝利の道が開けるだろう」と中国語版にある。
7.『求医不如求己2』
中里巴人著 江蘇文芸出版社
8.『曲黎敏養生十二説』
曲黎敏著 中国出版集団・中国対外翻訳出版公司 2008年8月第6刷
この週もベストワンの快進撃を続ける『従頭到脚説健康』の著者・曲黎敏さん(北京中医薬大学助教授)の養生訓。
本書では、現存する中国最古の医学書『黄帝内経』の養生の知恵をはじめ、儒教・仏教・道教の養生理念と秘訣を分析。たとえば、1年には二十四節気があり、1日には十二時辰(昔の時間単位)がある。そこで、「自然と人体の規律」を守るために「子の刻にはよく睡眠をとる」「卯の刻には大便を済ませる」などの具体的な方法を伝授。中国伝統の医学と思想を、現代人にやさしく教える“健康ガイド”となっている。
9.『駐京辦主任(三)』
王暁方著 作家出版社 2008年8月第2刷
ベストセラー『駐京辦主任』の第3弾。東州市の「駐京辦主任」(北京事務所主任)の丁能通は、新市長・呉東明の信任を得るために腐心するが、呉東明は主任助役をつけて彼を監視しようとするなど、うまくいかない関係だ。
その後、呉東明の全面的な支持のもと、盲目的に事業拡張した民営企業の「蝎神集団」が経営不振で倒産。官民結託の罪を恐れた社長は逃げ出し、事態は、清江省で最大規模の「群訪(集団陳情)事件」へと発展していく……。
小説は、現代中国における「国有企業改革と、民営企業発展段階の“アキレス腱”を暴き出」し、執政の苦境を描いて「リアリズム作品の“重量級”の作と称される」と本書コピーにある。
10.『杜拉拉昇職記』(杜拉拉のプロモーション)
顧李可・著、陝西師範大学出版社 2008年3月第7刷
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