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崩壊と復興の時代 戦後満洲日本人日記集 /「満洲の記憶」研究会叢書 第2集【最新刊】
佐藤仁史,菅野智博,大石茜,湯川真樹江,森巧,甲賀真広 編著
出版社:東方書店
出版年:2022年07月
コード:22208   576p   ISBN/ISSN 9784497222084
 
価格 7,700円
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混乱の時代の日常の記録
>>>「はじめに」より 「2、「満洲の記憶」研究会による翻刻・整理」をWEB『東方』にて公開中

「満洲の記憶」研究会の活動の中で発見・整理された、満洲在住日本人の敗戦直後から引き揚げまでの日記4種を収録。筆者は国策企業の経営層、同上層幹部、専門技術者、女性新聞記者、主婦である。性別も立場も異なる書き手の日記はそれぞれ興味深く有用な情報が多く含まれているが、複数の日記を読み比べることで、同じ事象を異なる角度から捉えることもできる。各日記に解題と注釈を付す。
【関連書籍】『戦後日本の満洲記憶』2020年03月

著者の言葉
本書は編者が収集した戦後「満洲」を記した日本人日記4種を整理・翻刻して注釈を施すことによって、ソ連軍侵攻から引揚げまでの時期における在満日本人の生活実態を考える上での素材を提供せんとするものである。本書に収録した日記の書き手である在留日本人にとっては、ソ連軍の侵攻、「満洲国」の崩壊、そして引揚げまでの日々は彼らが前提として疑わなかった体制や秩序が突然崩壊してしまったことを意味した(また、引揚げた日本人の多くも引揚げ後に生活再建の課題に直面することとなった)。しかし、現地住民にとって言えば、失われていた主権を回復し、新たな体制や秩序を打ち立てていく出発点となる時期でもあった。これが、異なる主体によって全く対照的な捉えられかたをしたこの時期の歴史を表現するために本書のタイトルを「崩壊と復興の時代」とした所以である。(「はじめに」より)

構成

はじめに

八木聞一『長春日僑生活誌抄』(佐藤仁史・甲賀真広・森巧 編集・解題)

安武誠子『長春・安東日記』(菅野智博・甲賀真広 編集・解題)

池田實・雪江『公主嶺日記』(大石茜・湯川真樹江 編集・解題)

渡部通業『通化日記』(佐藤仁史・菅野智博 編集・解題)

おわりに
■編著者紹介
佐藤仁史(さとう よしふみ)
1971年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(史学)。現在は一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は中国近現代史。著作に、『近代中国の郷土意識――清末民初江南の在地指導層と地域社会』(研文出版、2013年、第1回井筒俊彦学術賞受賞)、『写真記録「満洲」生活の記憶』(共編著、近現代資料刊行会、2017年)、「ふるさとの語り方――大連引揚者2世の編纂物にみる満洲の記憶」佐藤量・菅野智博・湯川真樹江編『戦後日本の満洲記憶』(東方書店、2020年)。

菅野智博(かんの ともひろ)
1987年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在は慶應義塾大学経済学部准教授。専門は中国近現代史。著作に、『戦後日本の満洲記憶』(共編著、東方書店、2020年)、「近代南満洲における農業労働力雇用――労働市場と農村社会との関係を中心に」(『史学雑誌』第124編第10号、2015年)、「分家からみる近代北満洲の農家経営――綏化県蔡家窩堡の蒼氏を中心に」(『社会経済史学』第83巻第2号、2017年)。

大石茜(おおいし あかね)
1988年生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程単位取得退学。修士(文学)。現在は津田塾大学非常勤講師、成城大学グローカル研究センター研究機構客員研究員。専門は保育史、女性史。著作に、『近代家族の誕生――女性の慈善事業の先駆、「二葉幼稚園」』(藤原書店、2020年)、「『満洲』における幼児教育の展開――満鉄経営幼稚園の事例から」(『幼児教育史研究』第12号、2017年)、「青少年義勇軍の記憶――会報を通した継承と変容」佐藤量・菅野智博・湯川真樹江編『戦後日本の満洲記憶』(東方書店、2020年)。

湯川真樹江(ゆかわ まきえ)
1982年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。修士(史学)。現在は慶應義塾大学東アジア研究所研究員。専門は中国近現代史。著作に、『戦後日本の満洲記憶』(共編著、東方書店、2020年)、「『満洲国』における興農合作社の組織化と水稲品種普及活動」(『中国研究月報』第73巻6号、2019年)、「中華人民共和国建国初期におけるミチューリン理論の学習とその影響――東北農業科学研究所を中心に」(『農業史研究』第54号、2020年)。

森巧(もり たくみ)
1989年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在は一橋大学大学院社会学研究科ジュニア・フェロー(特任講師)。専門は台湾政治外交史。著作に、「中華民国政府の大陸反攻と対外政策機構(1950-1958)――海外対匪闘争工作統一指導委員会を事例に」(『東洋学報』第101巻第1号、2019年)、「戦後日本社会における中国帰国者をめぐる記憶とその変容――中国帰国者の会と鈴木則子を中心に」佐藤量・菅野智博・湯川真樹江編『戦後日本の満洲記憶』(東方書店、2020年)。

甲賀真広(こうが まさひろ)
1992年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士(日本語教育学)。現在は日本学術振興会特別研究員PD。専門は社会言語学。著作に、「旧満洲国公主嶺における日本人の言語経験――終戦を境にした言語使用状況のパラダイムシフト」(『日本語学研究』第64輯、2020年)、「『協和語』は引揚げと共に消えたのか?――旧満洲国をめぐる接触言語の連続性」(『日本語研究』第41号、2021年)、「旧植民地等における日本人住民の言語使用」今村圭介・ダニエル ロング編『アジア・太平洋における日本語の過去と現在』(ひつじ書房、2021年)。
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