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漢字字形史字典 【教育漢字対応版】
落合淳思
出版社:東方書店
出版年:2022年03月
コード:22202 1216p ISBN/ISSN 9784497222022
価格 10,780円
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漢字の字源(成り立ち)と字形史(字形の歴史)の字典。『漢字字形史小字典』(2019)は、小学校3年生までに習う漢字、およびその同源字の574字を収録していたが、本書は、6年生までの全ての教育漢字とその同源字1271字を、甲骨文字、金文などから楷書に至るまでの字形の変遷をたどる流れ図とともに概説。配列は音読みの五十音順。『漢字字形史小字典』の概論に加筆し、特に用字法と発音については詳細に解説している。巻末に音読み・画数索引を付す。
*本書は『漢字字形史
小
字典』(2019)の増補改訂版です。
『漢字字形史小字典』からの変更点
『漢字字形史字典
【教育漢字対応版】
』(2022)
『漢字字形史
小
字典』(2019)
収録文字の追加
1271字
『漢字字形史小字典』収録の文字に加え、小学校1年生~
6年生
で学習する漢字とその同源字を収録
571字
小学校1年生~
3年生
で学習する漢字とその同源字を収録
配列方法の変更
五十音順
音読み
部首別
「人体に関係する部首の文字」「自然に関係する部首の文字」など
“概論”への加筆
1.漢字の歴史
2.漢字の成り立ちと字形変化
3.
漢字の用字法
〔※新規〕
4.
漢字の発音
〔※新規〕
5.これまでの字源研究とその問題点〔※
加筆
〕
6.字典の凡例
1.漢字の歴史
2.漢字の成り立ちと字形変化
3.先行研究とその問題点
4.字典の凡例
●
著者の言葉
本書は漢字の字源(成り立ち)、および字形史(字形の歴史)の字典である。2019年に公刊した前著『漢字字形史小字典』は、小学校の3年生までに習う漢字、およびその同源字を取り上げており、字数としては574字であった。本書は、さらに字数を増して6年生までの全ての教育漢字とその同源字を収録しており、全1271字である。(略)
漢字には、形(字形)・音(発音)・義(意味)の三つの要素があるのだが、形は文字学、音は音韻学、義は歴史学や思想史というように、従来はそれぞれの専門で研究されることが多かった。そのため、相互に情報が共有されず、字源研究では初歩的な誤解が多く残っていた。それに対し、本書は三要素すべてから分析しており、従来の研究よりも整合性の高い内容になっていると考えている。(「はじめに」より)
●
構成
はじめに
概論
1 漢字の歴史
2 漢字の成り立ちと字形変化
3 漢字の用字法
4 漢字の発音
5 これまでの字源研究とその問題点
6 字典の凡例
本文
音読みの五十音順に1271字の字源を解説
附録
1 音読み索引
2 画数索引
3 教育年次別漢字表
4 用語解説
5 主要参考文献
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■編著者紹介
1974年愛知県生まれ。立命館大学大学院文学研究科史学専攻修了。博士(文学)。現在、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所客員研究員。主な著書として、『小学校一年生の漢字』~『小学校六年生の漢字』『部首から知る漢字のなりたち』(監修、理論社)、『甲骨文字辞典』『殷代史研究』(朋友書店)、『殷――中国史最古の王朝』『漢字の字形――甲骨文字から篆書、楷書へ』(中公新書)、『漢字の構造――古代中国の社会と文化』(中公選書)、『漢字の成り立ち』(筑摩選書)、『甲骨文字に歴史をよむ』(ちくま新書)、『古代中国の虚像と実像』『甲骨文字の読み方』(講談社現代新書)、『漢字の音 中国から日本、古代から現代へ』(東方書店)などがある。
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