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契丹国―遊牧の民キタイの王朝 /東方選書23
島田正郎 著
出版社:東方書店
出版年:1993年03月
コード:00356   224p   ISBN/ISSN 4-497-93383-0
 
価格 1,601円
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異彩を放つ胡族国家の歴史と社会を描く!
9世紀半ば、北・中央アジアでは、唐・ウイグル・吐蕃の3大帝国の勢力が弱まって真空状態が生じ、多くの遊牧民が一斉に活動を開始した。なかでも国家滅亡後も西方では中国を指す呼称となった“キタイ”が勢威をふるった。本書はこのキタイ(契丹=遼)国について、『遼代社会史研究』『遼朝官制の研究』『遼朝史の研究』などを著してきた遼代史の専門家である著者が初めて一般読者を対象に書き下ろした書である。第I部では、キタイの勃興から滅亡までを概説する。第II部では、学界における論争も紹介しながら、征服王朝説などを退け、キタイ国が中国史王朝の系列外の胡族国家であるという著者長年来の主張を軸に、歴代異族王朝のなかで、漢族のならいを拒み、民族的伝統を貫き、ひときわ異彩を放ったキタイ国の独自性を、その制度・宗教・社会・経済・文化などの多方面からとらえる。第III部では、初代帝王耶律阿保機の長子として生まれ皇太子に冊立されながら、弟との確執のなか帝位を譲り、最後は故国を脱出し唐土に死した、文人としても名高い倍に焦点を当て、草創期の王朝内部の人間模様からキタイ国の実情を探る。

本書は現在、下記の「新装版」を販売しております。
  契丹国 遊牧の民キタイの王朝〔新装版〕/東方選書47  島田正郎 著 2014年12月
■編著者紹介
島田 正郎(しまだ まさお):1915年東京生まれ。1939年東京大学文学部東洋史学科卒業。1939~41年北京留学。1941~45年東方文化学院研究員、東京大学文学部研究嘱託。1945~47年東京大学付置東洋文化研究所所員。1951年法学博士。1947~84年明治大学法学部教授、84年定年により退職、名誉教授となる。1984~92年明治大学総長。
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