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中国 社会と文化 第36号
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出版社:中国社会文化学会 |
出版年:2021年07月 |
コード: 292p ISBN/ISSN 0912-9308 |
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目次: 小特集1「天才と人災――思想と宗教、そして文学と歴史から考える」 董仲舒災異説における宮室の問題について(佐川英治) 『漢書』五行志と王允の災異思想批判(渡邉義浩) 災異を記録すること――『捜神記』を中心に――(牧角悦子) 祟・天譴・怪異――日本における天才と信仰――(伊藤聡) 座談会 中島隆博、伊藤聡、佐川英治、牧角悦子、渡邉義浩
小特集2「中国の近代と疫病――個人・社会・国家」 武漢『封城』研究の課題(飯島渉) 疫病から近代を問う――中国の思想史において、「菌説」――(坂元ひろ子) 「自由な国家」と「不自由な社会」(下出鉄男) 座談会 石井剛、飯島渉、坂元ひろ子、下出鉄男
論説 李贄の諫言論――歴史批評と万暦中期の政治情況をめぐって――(阿部亘) 工人の記録としての『周礼』考工記――江水の楽律と車制の考証をめぐって――(田中有紀) 『論語徴』の清代中国受容の一考察――劉寶楠の『論語正義』を中心に――(蒋薫誼) 清末における中国奴婢制度論(岸本美緒) 梁啓超の「新文化」前史――一九一〇年代を中心として――(高柳信夫) エクリチュールと記憶の弁証法――魯迅『吶喊・自序』を読む――(王欽) 恋愛小説としての穆時英「暇潰しにされた男」――男性主人公の主体形成という物語――(田中雄大)
書評と序跋 「暗黙知」とは何か、知の根底を再考する――羽田正著『グローバル化と世界史』を読む――(葛兆光/張厚泉 訳/本間次彦 監訳) 「文学大系」の伝承と文学記憶の韻律――『香港文学大系一九五〇―一九六九』総序――(陳国球/小林さつき 訳)
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