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軽軽電車 第2号 [同人誌]
出版社:旧外地路面電車研究会
出版年:2019年12月
コード:   50p   ISBN/ISSN
 
価格 1,571円
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■中国・韓国で見た路面電車の保存車、レプリカ、新造レトロ車たち/Tolya
「旧外地」で昔ながらの路面電車を楽しめるのは大連に少数残る旧型車のみになってしまった。その他については、博物館等で保存されている実物車両やレプリカ、あるいは新造レトロ車を通じて“残り香”を求めるしかない。保存車や復元車の見分は、「いつでも行ける」という先入観からか軽視されがちで、今まで一覧化されたものはなかったように思う。訪問ガイドとして、実見した範囲のものを写真中心にできるだけ紹介してみた。

■奉天瀋陽電車史/中村屋与太郎
瀋陽、かつて奉天と呼ばれた地にあった市内電車はその設立および終戦までの運営には日本の勢力が大きく関わっていた。しかし終戦後に当地は国共内戦を経て中華人民共和国の建国後に竹のカーテンの向こう側となってしまい、市電は文化大革命の最中、毛沢東存命中の1974年に路線そのものが消滅してしまった。本稿では電車開業以前の馬車鉄道および戦後の市電全廃後のトロリーバスを含めた奉天・瀋陽の電車史を概説したい。

■京城電気の車両たち/春日原
大韓帝国末期に創業したソウルの市街電車は創業以来植民地期にかけて路線を伸ばし、その過程で多様な車両が登場した。本稿では解放までに存在した各車両を概説する。京城電気が制定した形式については趣味媒体ではほぼ初発表。(のはず)

■朝鮮からの渡来人 京城66/芸南・呉市45/土佐電100形/在羽テヌヒト 
1947年、戦災の傷癒えぬ高知市を大地震と津波が襲った。壊滅した街で再び立ち上がろうとする人々に希望を与えたのは、呉からやってきた新型電車の軽やかな汽笛だった。ところがこの電車、元を辿れば19世紀末期、朝鮮半島最初の鉄軌道を走った車両だった……!? 彼らはなぜ内地へとやって来たのか。そして朝鮮に残った仲間たちは何を経験したのか。「旧外地」から内地へと渡った唯一の電車、京城電気66形の忘れられた足跡を紐解く。

■釜山は急行電鉄の夢を見るか―釜山都市圏電車興亡記―/せきのりかず
インターバン、それは路面電車スタイルの大柄な電車が、もしくは軽快な都市型電車が、市街地や郊外を豪快にかっ飛ばす痛快な鉄道形態。アメリカや日本の印象が強いインターバン電車が、もしかしたら戦前の朝鮮半島に存在していたかも知れない。その姿を、その導入背景を、写真や統計・資料集だけでなく市民に向けて発信された「新聞記事」からも掘り起し、当時の様子を辿ってみた。さてその実態や如何に…。

目次:
中国・韓国で見た路面電車の保存車、レプリカ、新造レトロ車たち(Tolya(服部朗宏))
奉天瀋陽電車史(中村屋与太郎)
京城電気の車両たち(春日原)
朝鮮からの渡来人 京城66/芸南・呉市45/土佐電100形(在羽テヌヒト)
釜山は急行電鉄の夢を見るか―釜山都市圏電車興亡記―(せきのりかず)
編集後記・奥付
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