淡交別冊 第75号 唐物 茶の美を創った舶来品
龍光院 協力/島尾新,谷端昭夫
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出版社:淡交社 |
出版年:2019年04月 |
コード: 112p ISBN/ISSN 05918-05 |
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茶の湯草創期、当時の権力者や茶人らが崇拝の念をもって受容し、茶の湯のみならず日本美術の美の規範をなしてきた唐物。時を超えた現代でも、「唐物」への高い関心と人気がうかがえます。本号では、茶人憧憬の「唐物」がテーマ。巻頭では、大徳寺龍光院の寺宝として伝わる国宝「密庵咸傑墨蹟」を国宝茶室「密庵」で特別撮影するほか、約400年伝え継がれてきた唐物を撮り下ろし。唐物を語る上で核となる「東山御物を作った人々」や、それ以降の時代的変遷と唐物のありよう、作り手からみた唐物のすごみ、研究者による唐物研究最前線など、多角的な視点から唐物の魅力をひもときます。
目次: 特別撮影 大徳寺龍光院、珠玉の唐物(龍光院、畑中章良) 東山御物を作った人々(島尾新) 唐物はこう飾られた グラフィックガイド『君台観左右帳記』(矢野環) 唐物のありようin茶道史(谷端昭夫) 茶席に生きる唐物のこころ(岩崎宗瑞) インタビュー 作り手から見た唐物のすごみ 彫漆 松本達弥 青磁 川瀬忍 読みもの 唐物研究最前線 中国絵画(板倉聖哲) 陶磁器(今井敦) 漆芸(小池富雄) 金工(久保智康) 天目研究最前線(京都市産業技術研究所)
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