《授時曆解議(數解與術解)》譯注與研究
〔日〕建部賢弘 著 徐澤林 譯注
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出版社:中国社会科学出版社 |
出版年:2024年07月 |
コード:506467 391p 24cm ISBN/ISSN 9787522739038 |
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【中国古代暦法書の江戸時代の注解書の訳注書:前編】
郭守敬らによる『授時暦』は、中国古代における最高水準の暦法のひとつであり、明代以降、中国学術界において常に関心を集め、研究されてきた。日本に伝来すると、江戸時代の天文曆算や数学の発展に大きな影響をもたらし、日本の暦法もまた『授時暦』をもとにして制定された。 江戸時代の学者は『授時暦』を様々な角度から深く研究したため、関連文献は86種類にも及ぶが、その中でも建部賢弘(1664‐1739)が注解した『授時暦解議』(全六巻:『授時暦術解』二巻・『授時暦数解』一巻・『授時暦議解』三巻)は、日本および東アジアにおける『授時暦』に関する研究では最も緻密かつ深い注解であり、20世紀以降の中国学術界で起こった暦学論争においても本書はとても行き届いた注解とされ、『授時暦』や中国古代暦法を理解する上で非常に重要な資料とされている。ただし、写本であること、暦学は専門的過ぎること、かつ古語で書かれていることなどの理由から、本書は日本においても整理研究がされてこなかった。
今回、全六巻のうち、まずは『授時暦術解』と『授時暦数解』の中国語訳と注解を出版し、そのあと続けて『授時暦議解』の中国語訳と注解を出版することとした。
今回の内容は以下のとおりである。
1.前言 本書の背景と紹介
2.『授時暦術解』の中国語訳と注解
3.『授時暦数解』の中国語訳と注解
4.附録 『授時暦術解』と『授時暦数解』の原本書影
目录 一 建部賢弘《授時暦解議》研究 1.1 《授時暦》輸入日本及其和刻本 1.2 江户時代的《授時暦》注解書 1.3 建部賢弘的天文暦學業繢 1.4 《授時暦解議》的傳抄及收藏情况 1.5 建部賢弘對《授時暦》的暦理分析 1.6 建部賢弘對《授時暦》推步法的訂補 1.7 建部賢弘的注解與關孝和的關係 1.8 關於《授時暦解議》的漢譯 二 《授時暦解議(數解)》譯注 2.1 步氣朔 第一 2.2 步發斂 第二 2.3 步日躔 第三 2.4 步月離 第四 2.5 步中星 第五 2.6 步交會 第六 2.7 步五星 第七 三 《授時暦解議(術解)》譯注 3.1 步氣朔 第一 3.2 步發斂 第二 3.3 步日躔 第三 3.4 步月離 第四 3.5 步中星 第五 3.6 步交會 第六 3.7 步五星 第七 後記
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