唐人近體詩選講 上、下
／中國文學研究叢刊
陳文華
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| 出版社：臺灣學生書局 |
| 出版年：2024年07月 |
| コード：506326 798p 24cm ISBN/ISSN 9789571519463 |
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本書は、 台湾・淡江大學中文系栄誉教授である陳文華（1946-2020）が「天籟詩社」で行った古典詩詞についての講義録。
高歩瀛『唐宋詩挙要』に収められた唐人近体詩を主に取り上げ、そのテキストは台北里仁書局版本（2004）に基づく。取り上げられた詩は、七言絶句28題31首、五言律詩58題62首、七言律詩48題60首であるが、説明のために他の詩篇に言及したところもある。
陳文華は大学で古典詩詞を40年以上教えていたが、現代人が詩を読む際、往々にして古人の詩心を直接掘り下げられておらず、一首読んでもその一首がわかるだけという状況に心を痛めていた。そのため本講義では、作品の鑑賞や分析において読解方法を重視し、科学論理的な認知を追求し、古人の奥深い含意を感じられることを期待した。また、「天籟詩社 」は古典詩の創作をすすめていたため、講義では創作方法も重視し、詩題の吟味把握・典故の引用・虚構と事実・詩格や筆法などのすべてを何度も解説している。
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