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詳細情報
言說與世情:唐通事教材中國古典小說的承衍 /典範集成·文學 精装
許麗芳
出版社:新文豐出版股份有限公司
出版年:2024年09月
コード:505487   181p  22cm ISBN/ISSN 9789571733654
 
価格 4,620円
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【唐通事の教科書における中国古典小説の影響を研究した専門書】
本書は、中国古典小説や善書が、江戸時代(1603-1868)の唐通事の教材『瓊浦佳話 』『養児子』『小孩児』『鬧裡鬧』『唐通事心得』『唐話長短拾話』にどのような影響を及ぼしたのかを分析する。具体的には、これらの教材が、古典小説や善書の仕組みや筋、俗諺や典拠、価値観をどのように借用したり踏襲したりして、唐話学習の拠り所としたのかに注目している。
唐通事の多くは在留中国人の子孫であり、かれらは自身の血縁とアイデンティティとの間に違和感を覚えている者が多かった。そのため、唐話を学ぶだけでなく、中国古典小説や善書からもたらされた倫理観や文化認識を自己の内面において変換し、かれら自身がそれによって古典小説や善書のテキスト的な特徴や意義の伝播および浸透を体現していたという側面についても本書では強調している。

目錄
第一章 導論──日本江戶時期唐通事教材之形成背景與文本現象
一、商業脈絡的文化產物
二、文本特徵的各有異同
三、學養兼具的教育內涵
四、傳播轉譯的研究進路

第二章 《瓊浦佳話》的史實記載與小說特徵
一、長崎人事的說明議論
二、話本特徵的承襲轉化
三、通商情境的有意敷演
四、結語

第三章 《養兒子》與《小孩兒》的口語特徵與倫理關懷
一、常民知識的博物描述
二、通事學養的議論對話
三、形式內涵的通俗脈絡
四、結語

第四章 《鬧裡鬧》、《唐話長短拾話》、《唐通事心得》對雅俗文本的借用改編
一、拼接改寫的取材表現
二、異國視野的融合論述
三、結語

第五章 結論──異國視野的文類模擬與價值建構
一、文史故實的風土化運用
二、倫理學養的世俗化闡釋

引用文獻
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