アジアを読む文芸誌 オフショア 第二号
山本佳奈子 編
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出版社:オフショア |
出版年:2023年03月 |
コード: 192p ISBN/ISSN 9784991264924 |
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<東京店在庫有り>
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文芸雑誌『オフショア』は年2回発行。速い情報発信ではなく、じっくりアジアを考えます。
2023年3月22日に発売する第二号も、第一号と同じく8本のエッセイや論考、批評等を収録しています。
第二号にして、見事にそれぞれが違う方角を向きました。これこそ、「アジア」ではないでしょうか。「アジア」と称されてきたこの場所に、一言で括られるほどのまとまりは、果たしてあったのか――。アジア混沌の世界へ導く号となりました。
第二号の表紙にはシルバー色と青緑色を使用。コントラストとこの2色の重なりが、とても美しく仕上がりました。ヴァンヌーボ紙の手触りを楽しみながら、じっくり読んでいただけましたら幸いです。
目次: ・後藤哲也インタビュー「グローバル時代における韓国・東アジアのグラフィックデザイン――かすかに残る匂いや誤訳」 聞き手:山本佳奈子 ・批評「すれ違いながら、手をつなぐ――「シルクロード・サンドストーム」をめぐる女同士の関係」依田那美紀 ・聞き書き「火鍋屋の大門さん」檀上遼 ・エッセイ「どうして私はチベットのお寺で泣いてしまったんですか――京都を照明具に考える伝統と信仰」昔南京にいた女 ・エッセイ「時間が龐麦郎への答えである」顔峻 ――解説――「音楽は農民工・龐麦郎を救えるか」山本佳奈子 ・エッセイ「香港情景――子育てする移民:元駐在員の香港生活記」渡邊順祐 ・論考 連載第二回「台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係―一九九〇年代の台湾の地下ラジオ運動を軸として――民主化の土台をつくった「党外雑誌」」和田 敬 ・エッセイ「マオイストの村、そこで暮らす父」石田みどり
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