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慧琳《一切經音義》文字整理與研究 上、下
孫建偉
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出版社:上海古籍出版社 |
出版年:2023年12月 |
コード:498651 1085p 26cm ISBN/ISSN 9787573210074 |
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在庫僅少
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【慧琳音義の用字を整理した研究書】
慧琳『一切経音義』(『慧琳音義』)は、唐代に慧琳が編纂した仏教経典の難語や音義を示した書籍である。本書は、字際関係(ひとつの文字符号における形音義の関係)理論をもとに、慧琳の本におさめられた文字を整理研究したもので、上編(理論)・中編(考察)・下編(字表)の三部分で構成される。
上編は、理論探求を中心にし、『慧琳音義』各版本における文字が異なる要因、異体字、分化字を主に考察し、あわせて漢字字際関係理論について総括と補足をする。
中編は、『慧琳音義』におさめられた500組ほどの文字を選び、それらの字際関係を分類考察する。その過程で、慧琳本の難字についても考証し、通じている文字について他の「字書」での収録状況や実際の文献における使用状況を考察し、形体や構成要素の歴史的変遷の経緯を整理し、『漢語大字典』『中華字海』における誤りも正した。
下編は、「『慧琳音義』釈字整理表」であり、考察結果を字表形式で示すことで、関連する研究に役立てた。
本書の出版は、仏典文献における用字の整理研究、漢字の変遷研究、大型辞書の編纂、全漢字コーディングの実現等に役立つものとして期待される。
横組繁体字
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