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王仁裕小說三種輯證 /李劍國輯校古小說 精装
〔五代〕王仁裕 撰 李劍國 輯證
出版社:上海古籍出版社
出版年:2024年01月
コード:497772   320p  21cm ISBN/ISSN 9787573209900
 
価格 4,862円
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【王仁裕編纂小説三種の李剣国による校訂本】
王仁裕(880-956)は、唐末の生まれで、五代時期に活躍した文筆家。主な著作に「開元天寶遺事」がある。
本書は、王仁裕の伝奇『蜀石』、志怪雑事小説集『王氏見聞集』、『玉堂閑話』という3種の小説について、筆記小説研究分野における権威的な学者・李剣国が輯証したもの。
『蜀石』は駢文を多用しているため、他の二種と趣きがはかなり異なっている。また、皇太后・皇太妃それぞれ8首、王承旨(王仁裕)1首、遠公(慧遠)1首などおよそ18首の詩篇をおさめている。
『王氏見聞集』3巻は『崇文総目』伝記類に初めて記載された。一方、『通志』 芸文略の雑史類にみえる『王氏見聞集』は、同じく3巻で、「(後)晋王仁裕撰、前蜀(907-925)の事を記す。」との注記があり、仁裕が前蜀において見聞きしたことが述べられている。比較的写実性が強く、小説の方法を踏襲しており、空想の要素はほとんどないため、その点では『玉堂閑話』には及ばない。
『玉堂閑話』10巻は『崇文総目』伝記類に記載されており、残存する逸文は181項に及ぶ。題材もかなり広範囲にわたり、『太平広記』門類に基づけば、神仙・方士・異僧・釈証・報応・ 征応・定数・感応・気義・精察・器量・貢挙・将帥・譎智・驍勇・博物・高逸・禽鳥・水族・昆虫・蛮夷など、歴代の志怪雑事における題材がほぼ網羅されている。志怪体が多数を占めており、五代期の傑作といえる。
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