《新撰字镜》引书研究及引文校考 - 以《玄应音义》《原本玉篇》《切韵》为中心
〔韩〕金玲敬
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出版社:上海辞书出版社 |
出版年:2022年12月 |
コード:497668 447p 21cm ISBN/ISSN 9787532659883 |
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【辞書『新撰字鏡』における引用書と引用文に関する研究書】
『新撰字鏡』は日本の平安時代昌泰年間(898-901)にあらわれた日本の初期の辞書である。僧侶昌住が編纂した原本はすでに失われたが、「天治本」「享和本」「群書類聚本」「保孝本」「楊守敬抄写本」などが残っている。中でも、天治本十二巻(1124年)は、現存する最初期の版本および完本である。この天治本には、独特な字形および字体関係の解説が残されており、その文字学的価値は無視できない。このほか、『新撰字鏡』にはすでに失われた『切韻』『原本玉篇』などの原形も少なからず残されている。様々な人々によって伝写されたため、各巻の筆跡も異なり、それに加えて伝写において部分的な項目が脱落しており、本文においても脱字が見られたり、見出しが解説中に埋もれたりするなどの欠点はあるものの、漢字学、文献学における研究価値が非常に高いということは間違いない。
本書は、『新撰字鏡』とその主要な底本である『玄応音義』『切韻』『原本玉篇』の引用関係を考察し、これらの底本の引用状況を整理し、あわせて解説文を校勘し、引用文の誤りを正した専門書である。詳細は、通論(成書、構造、部首収字体系、釈形、表音、釈義法則)、引用書概況(『音義』『原本玉篇』『切韻』以外の底本の引用状況)、『玄応音義』の引用研究、『原本玉篇』の引用研究、『切韻』の引用研究、引用文の考証および校勘などの6つの部分に分かれている。
横組簡体字
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