尋找自己的蔣中正：１９４８－１９５４日記解讀
／說史敘事
呂芳上 主編
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| 出版社：民國歷史文化學社有限公司 開源書局出版有限公司 |
| 出版年：2023年10月 |
| コード：495024 206p 21cm ISBN/ISSN 9786267370186 |
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『蒋中正日記』は、蒋介石(1887-1975)が1972年までの約半世紀間にわたって書きとめてきた日記。これまで米スタンフォード大学フーバー研究所が保管し、マイクロフィルム版が所内限定で公開されていたが、コピー機などによる複写が認められておらず、中国近現代史研究者より公開と公刊が待ち望まれていた。
長らく米台間でその所有権が裁判となっていたが、2023年に判決が下り、台湾国史館に原本が返還された。本シリーズでは、台湾国史館が新たに収蔵した『蒋中正日記』のすべてを2026年までに整理し排印刊行する予定。また、蒋介石の長男にして第三代中華民国総統を務めた蒋経国の日記も並行して刊行される。
『蒋中正日記』原本は、毛筆の草書体で記されているため解読が困難であった。本書は逐字の校正をおこなってテキストを確定し、人物や事件に関する注釈を適宜加えている。また、一年一冊構成の各巻に索引を付し、読者の利便性を高めている。
本書は、台湾中央研究院近代史研究所兼任研究員である著者による、蒋介石日記1948－1954年部分の注釈・解説。
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■編著者紹介
呂芳上（1944年—）、中華民国史研究者。台湾生まれ。中国近現代史、近代婦女史、国民革命史、中国国民党党史を専門とする。中国国民党党史委員会・中央研究院近代史研究所・国史館の「民国史三大研究機構」において要職を歴任。現職は民國歷史文化學社社長・中央研究院近代史研究所兼任研究員。
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