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法國國家圖書館藏敦煌文獻 4 /敦煌文獻全集 精装
榮新江 主編
出版社:上海古籍出版社
出版年:2023年07月
コード:493896   324p  38cm ISBN/ISSN 9787573204035
 
価格 125,400円
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「法国国家図書館蔵敦煌文献」は、フランス国立図書館が所蔵する、漢文および諸言語(蔵文は除く)の敦煌文献を、約40,000枚の高精細カラー写真で整理刊行する。全160巻予定。
ポール・ペリオが収集したフランス蔵敦煌文献は、世界に散在する敦煌文献のなかでも、特に価値の高いものが多いが、従来の研究はマイクロフィルムやモノクロ写真の図版集に依拠しており、その分析には限界があった。近年WEBでの公開も進みつつあるが、中国語による文献整理を経ておらず、画質にもバラつきがある。
「法国国家図書館蔵敦煌文献」では、伯希和漢文文庫(Pelliot chinois) P.2001-6040の漢文文献と、一部のソグド語、ウイグル語、ホータン語、クチャ語、梵語文献や漢蔵文同巻文献のカラー写真(原寸、部分拡大、および一部背面写真)を8開(B4判)サイズに掲載。また、これまでの研究成果を反映した統一的規則のもと、6000超に上る全文献について、栄新江教授を中心とした研究グループが中国語文献名を付与した。
文献の年代は魏晋から宋元までの約10世紀間に及び、その種類は仏教経典、道教の佚書、四部典籍、公私文書、絹紙絵画など、非常に多岐にわたっている。
従来、限られたアクセスしかできなかったこれらフランス蔵敦煌文献を、最新の撮影・印刷技術を用いて全面的にカラー公刊する本シリーズは、古代中国の書誌学、歴史、宗教、民族諸言語、芸術など、幅広い分野の研究において、きわめて重要な意義を有する。

本書は、全160巻シリーズ(予定)の第一弾として、2023年に刊行された冒頭10巻の第4巻。

※フランス国立図書館所蔵の敦煌蔵文文献については、モノクロ版の『法国国家図書館蔵敦煌蔵文文献 1-35』(上海古籍出版社,2006-2020)が刊行済み。

>>> パンフレットはこちら
>>> シリーズ一覧はこちら


【フランス蔵敦煌文献】とは … 1908年、フランス人東洋学者ポール・ペリオ(Paul Eugène Pelliot,1878-1945)によって敦煌莫高窟の蔵経洞より持ち出された文献が、フランス国立図書館に収蔵されたもの。図書館では、記載されていた言語をもとに、以下のような分類・ナンバリングをおこなった。
  伯希和蔵文文庫(Pelliot tibétain)  P.t.1-2225,3500-4451
  伯希和漢文文庫(Pelliot chinois)  P.2001-6040(P.4108-4499,5044-5521は欠番)
  伯希和粟特文文庫(Pelliot sogdien)  1-30
  伯希和回鶻文文庫(Pelliot ouigour)  1-16
  伯希和梵語文庫(Pelliot sanscrit)  1-13
  希伯来文件(Pelliot hébreu)  1
1907年にイギリスのスタインも大量の文献を運び出していたが、ペリオは中国語をはじめとする複数の言語に通じていたため、特に価値の高い文献を選定したうえで持ち帰ることができた。そのなかには、新羅僧・慧超の『往五天竺国伝』や、ネストリウス派キリスト教の経典『三威蒙度讚』など、ペリオによって発見された文献も含まれる。そのためフランスが保有する敦煌文献は、量ではイギリス蔵・ロシア蔵文献の半数程度であるが、質の面では世界一のコレクションとされる。
目錄:
第四册 P.2032v~P.2034
Pelliot chinois 2032
 P.2032  維摩經疏卷五
 P.2032v  維摩經疏卷五等(總圖)
        1.維摩經疏卷五
        2.後晉時期沙州浄土寺諸色入破曆算會稿
Pelliot chinois 2033
 P.2033  十地經論卷四
 P.2033v  和戒文雜寫
        十地論離垢地第二卷之四經籤
Pelliot chinois 2034
 P.2034  金剛般若經旨贊卷上(總圖)
        金剛般若經旨贊卷上
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